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SNSマーケティング

Instagramマーケティングを行うメリットと成果を上げている企業の事例

最終更新日:2022.06.10

Instagram(インスタグラム)は2010年にリリースされた画像や動画を投稿するSNSです。当初、企業アカウントはそれほど多くなかったものの、ユーザー数の拡大に伴い、近年は企業による活用も活発化しています。しかし、中にはInstagramの具体的な活用方法や効果がわからず、施策に踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、Instagramマーケティングを始めようと検討している方に向けて、Instagramの特徴や活用の仕方、企業の事例をご紹介します。

目次

    国内月間アクティブアカウント数3,300万超のSNS・Instagram

    Instagramマーケティングを行うためには、まずInstagramのことを知っておきましょう。その特性と主な活用方法を解説します。

    Instagramの特性

    Instagramは写真や動画を投稿し、フォロワーとコミュニケーションが取れるSNSです。国内の月間アクティブアカウント数は3,300万超(2019年3月時点)で、ユーザーのうち43%が男性、57%が女性です。かつてはいわゆる「インスタ映え」と言われる見栄えのよい写真が好まれる傾向にありましたが、近年は情報収集手段としても利用されています。

    また、Instagramは写真だけでなく、動画を投稿できる機能にも力を入れています。2021年12月時点で、動画コンテンツとしては、長尺動画のIGTV、短尺動画のリール、投稿後24時間で消えるストーリーズ、そしてライブ配信のインスタライブの投稿が可能です。

    出典:Facebook「Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破

    Instagramの活用方法

    ・低コストで可能な方法

    企業アカウントは無料で開設でき、写真や動画を投稿することが可能です。設定から「プロアカウントに切り替える」でInstagramビジネスアカウントを取得すると、投稿のインプレッション数やリーチ数などの指標のデータを確認でき、効果測定を行えます。

    自社で写真や動画を投稿する以外に、リポストを活用するアカウント運用の仕方もあります。リポストとは、ほかのユーザーの投稿を自社アカウントでシェアすることです。UGC(User Generated Content)を活用するため、自社でコンテンツをつくる必要がなく、投稿を通じてユーザーとのコミュニケーションを深められる点がメリットです(ただし、リポスト元のユーザーに対する許可の取得などは必要です)。

    また、利用要件を満たしている企業であれば、ショッピング機能を活用し、売り上げの増加につなげることもできます。ショッピング機能とは、投稿した写真や動画に商品名のタグをつけられる機能です。ユーザーが商品タグをタップすると商品名や値段、ECサイトへのリンクが表示されます。ユーザーをスムーズにECサイトへ誘導できる点がメリットです。

    フォロワー数の伸ばし方やリポストについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。

    ハピラフ・富田竜介に聞く、Instagramアカウントのグロースハックのポイント

    累計90万フォロワーのグロースを実現!ハピラフ・富田竜介に聞く、Instagramアカウントのグロースハックのポイント

    UGC(ユーザー投稿)の活用でファンが増える!?Instagramで注目のリポストメディア

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    ・費用が必要な方法

    自社で公式アカウントを運用するのが難しい場合は、専門知識やノウハウを持つ支援会社に運用代行を頼むのも一つの手です。

    また、Instagramでは、自社サービスや商品のプロモーションのために、費用をかけて広告を出稿することも可能です。企業担当者が自ら広告の配信や予算を自由に設定でき、最低価格で1日100円から始められますが、出稿費用が少ないと、その分見込める成果も少なくなります。

    Instagramに掲載できる広告には、次の5種類があります。

    • 写真広告
    • 動画広告
    • カルーセル広告
    • ストーリーズ広告
    • 発見タブ広告

    参考:Meta for Business「Instagramに掲載できる広告の種類

    広告の課金方式は次の4種類です。

    • クリック課金(CPC:Cost Per Click)
      広告がクリックされると課金が発生する方式です。
    • インプレッション課金(CPM:Cost Per Mile)
      広告が1,000回表示されるごとに課金される方式です。
    • 動画視聴課金(CPV:Cost Per View)
      動画が10秒以上再生された場合に課金される方式です。
    • インストール課金(CPI:Cost Per Install)
      アプリがダウンロードされるごとに課金される方式です。

    認知度の向上や新規フォロワーの獲得手段としては、広告配信以外にもキャンペーンの実施、インフルエンサーの起用などの方法もあります。

    キャンペーンは景品を用意し、「ハッシュタグ投稿キャンペーン」や「フォロー&いいねキャンペーン」などの方法で実施します。

    • ハッシュタグ投稿
      オリジナルのハッシュタグをつくり、ユーザーにそのハッシュタグをつけて投稿してもらうキャンペーンです。
    • フォロー&いいね
      アカウントの「フォロー」と「いいね」をすることを応募条件にするキャンペーンです。

    膨大なフォロワー数を誇るインスタグラマーなどのインフルエンサーを起用したPRも、Instagramでは有効です。自社の商品やサービスと親和性の高いインフルエンサーにPRを依頼し、認知拡大につなげている事例が見られます。

    Instagramをマーケティングで活用するメリット

    TwitterやFacebook、TikTokなど、数あるSNSの中でも、Instagramは企業とユーザーのつながりを強めるツールとして活用されています。ここでは企業がInstagramをマーケティングで活用するメリットをご紹介します。

    認知向上につなげられる

    Instagramで情報を発信することにより、商品やサービスの認知度の向上につなげられます。フォロワーを伸ばすには一定の投稿数と頻度が必要となるため、定期的に投稿することが大切です。

    また商材にもよりますが、自社で投稿するだけでなく、オリジナルのハッシュタグを作成してユーザーの投稿を促し、認知向上につなげる方法もあります。

    双方向性のあるコミュニケーションが取れる

    Instagramでは、情報を一方的に発信するだけでなく、フォロワーと直接コミュニケーションを取ることもできます。

    具体的には自社の投稿へのコメントに返信したり、ダイレクトメッセージで直接やり取りしたりする方法があります。また、ストーリーズのアンケート機能を用いてフォロワーの意見を聞くのも良いでしょう。

    インスタライブは、視聴者の質問やコメントに対してリアルタイムに反応でき、双方向性のあるコミュニケーションを取れる点が魅力です。実施前にインスタライブでして欲しいことをストーリーズのアンケートで調査し、その内容を反映したライブを行い、フォロワーとの関係性を上手に構築しているアカウントもあります。

    購買につなげることができる

    サービスや商品の情報、使用感、使い方などを紹介し、フォロワーの購買意欲を高め、売り上げにつなげることができます。

    • アパレルやインテリア:アイテムの紹介だけでなくコーディネートを取り上げる
    • コスメ:メイクの仕方を投稿する

    写真投稿だけでも商品の魅力をある程度伝えられますが、動画はより効果的でしょう。インスタライブやIGTV、リールなどの動画コンテンツでは、サービスや商品を実際に使いながら説明できます。

    また、ショッピング機能を活用すれば、投稿内で小まめに商品をタグ付けしたり、ストーリーズにショッピングスタンプを使用したりして、商品タグからECサイトへの誘導が可能です。テーマごとに商品をまとめるコレクション機能もあるので、「おすすめアイテムの着こなしTIPS」「秋冬のおすすめアイテム」などのテーマで商品をまとめてアピールすることもできます。

    参考:Meta for Business「Instagramショッピング 設定ガイド

    Instagramマーケティングの事例

    最後に、企業の活用事例を3つご紹介します。

    投稿を通じてブランドの世界観やコーヒーカルチャーを発信

    スペシャルティコーヒーのサブスクリプションサービス「PostCoffee」は、ブランドのイメージや世界観を伝えるツールとしてInstagramを積極的に活用しています。単においしいコーヒー屋さんというイメージではなく、どこか憧れを感じるコーヒーカルチャーを伝えられるよう、意識してクリエイティブを設計しているとのことです。

    関連記事:注目のコーヒーサブスク「PostCoffee」が行う、ユーザーを引きつけ、解約を防ぐ取り組みとは?

    注目のコーヒーサブスク「PostCoffee」が行う、ユーザーを引きつけ、解約を防ぐ取り組みとは?――POST COFFEE代表・下村領インタビュー

    展覧会のギャラリートークをインスタライブで配信

    東京・六本木にある森美術館では、新型コロナウイルス感染症の影響によって休館になった際、なるべくタイムリーな情報を発信し、「本物を見にいきたい」という気持ちを喚起するよう努めました。その施策の一つが、展覧会のギャラリートークをライブ配信するインスタライブです。ライブ配信は「今、そのときにしか見られないもの」があると視聴者が集まりやすく、視聴者からの反応も良かったと言います。

    関連記事:森美術館・洞田貫晋一朗が語る「コロナが落ち着いたら本物を見たい!」という気持ちを促すSNSの活用法

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    インスタライブで顧客と双方向のコミュニケーションを取り、商品開発にも活用

    「COHINA(コヒナ)」は、Instagramの積極的な活用で売り上げを伸ばし、注目を集めたファッションブランドです。中でもインスタライブは継続的に取り組み、400日連続で配信を行ったと言います。ライブ中はお客さまの質問にリアルタイムで回答してコミュニケーションを取ったり、新商品に関する意見を募って商品企画に反映したりして、インスタライブを上手に活用しています。

    また、投稿に対する反応は毎日数値を確認して分析し、PDCAを回して改善を図っている点や、Instagramが推している機能を積極的に活用してフォロワーを伸ばしている点も参考になります。

    関連記事:「COHINA(コヒナ)」の急成長を支えたInstagram活用のポイントとは?

    「COHINA(コヒナ)」の急成長を支えたInstagram活用のポイントとは?代表 ディレクター・田中絢子インタビュー

    Instagramマーケティングで顧客との良好な関係構築を

    Instagramを活用したマーケティングでは、認知や売り上げの向上、顧客とのコミュニケーションの強化といったメリットが期待できます。一方で、InstagramにはTwitterのようなリツイート機能がないため、拡散性が低い点はデメリットと言えるかもしれません。

    なお、以下の連載では短尺動画・リールの活用法や検索機能の実装に備えて対策すべきこと、商品タグ付き広告の威力、リンクスタンプの利用法など、Instagramの注目トピックを取り上げています。

    Instagramの基本的な操作の仕方は以下の記事で解説しています。

    Instagramマーケティングを検討中のマーケターの方は、ぜひ参考にしてみてください。

     

    Marketing Native編集部

    記事執筆者

    Marketing Native編集部

    Marketing Native(マーケティングネイティブ)は株式会社CINC(シンク)が運営しているメディアです。 CMOのインタビューやニュース、Tipsなど、マーケターに役立つ情報を発信しています。
    Twitter:@market_native
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