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無料で使えるURL短縮サービス|利用のメリットとデメリットは?

最終更新日:2021.12.15

2018年3月、GoogleのURL短縮サービス「Google URL Shorter」が2019年3月30日で終了すると発表されました。匿名の利用者や、「Google URL Shorter」で一度も短縮URLを発行したことがない人は、2018年4月13日以降、新しく短縮URLを発行できなくなっています。Googleは今後goo.glのサポートを終了する代わりに、「Firebase Dynamic Links(FDL)」への移行をユーザーに推奨しています。しかし、FDLは開発者向けに提供されていて、利用するにはややハードルの高いサービスです。

そこで、この記事では、そもそもURL短縮サービスを利用するメリットとデメリットや、「Google URL Shorter」のように無料で利用可能なサービスとその使い方についてご紹介します。

※記事の内容を一部修正し、更新いたしました(2021年12月)。

目次

    短縮URLのメリット・デメリット

    URL短縮サービスは元のURLをデータベースに保存して短いURLを発行し、リダイレクトで接続することによって、アクセスできるようにしています。この仕組みにはメリットがある一方、注意したいデメリットも存在します。

    メリット

    短縮URLのメリットは、URLを掲載する際の字面をシンプルにできることや、文字数制限のあるSNSなどでも記載しやすいことが挙げられます。紙媒体に長いURLを掲載するのは、ユーザーの打ち間違いを誘引するおそれがあり、得策ではありません。投稿内容に字数制限が設けられている場所は、長すぎるURLを記載できない可能性があります。そこで有用なのが短縮URLです。

    またツールによっては、クリック数やクリックされた時間帯、クリックしたユーザーの住んでいる国といったデータを分析することができます。

    デメリット

    利用中のURL短縮サービスが提供終了となった場合、短縮URLのリンク切れが発生するおそれがあります。2017年9月29日にピクシブ株式会社が運営していた「p.tl」が終了した際は、累計888万件以上の短縮URLがリンク切れになったとされます。サービスの提供が終了するまで、通常はある程度の猶予期間が設けられます。「p.tl」のようにサービス終了後に短縮URLがリンク切れになる場合、404エラーを防ぐために掲載URLの再設定が必要です。また、名刺などの紙媒体に短縮URLを載せていた場合は刷り直しを行う必要があります。このほか、リダイレクトによって表示速度が若干遅くなることや、どのページに飛ぶのかURLを見ただけではユーザーにはわかりにくい点もデメリットとして挙げられます。

    なお、「Google URL Shorter」ですでに発行されたURLは、サービス提供終了後も意図したリンク先にリダイレクトされるため、再設定は不要です。

    すべてのリンクは、2019 年 3 月 30 日以降も意図した宛先にリダイレクトされます。既存の短縮リンクは Firebase コンソールには移行されませんが、goo.gl コンソールからリンク情報をエクスポートすることは可能です。

    ※出典:Google URL Shortener から Firebase Dynamic Links へ Google Developers

    無料で利用できるURL短縮サービス

    今回はGoogleも代替手段として推奨している「Ow.ly」「Bitly」「Bit.do」の3つをご紹介します。短縮される文字数についてサービスごとに大きな差はありませんが、提供されている機能や短縮までにかかる手間などが異なります。

    Ow.ly

    複数のソーシャルメディアへの同時投稿や予約投稿などが行えるSNS管理システム「Hootsuite」上で利用できる URL短縮サービスです。使用するには「Hootsuite」のアカウントを作成し、ログインする必要があります。SNSに投稿する目的でURLを短縮する場合は、「Hootsuite」の一画面で投稿作業をすべて終わらせることができるので便利です。短縮URLがどれくらいクリックされたか、統計を見られる機能もあります。

    使い方

    1. メッセージ作成画面の「リンクを追加…」と記載された枠に短縮したいURLを入力。
    2. 「URL短縮」をクリック。

    Bitly

    「Ow.ly」とは異なり、URLの短縮に特化したサービスです。「Bitly」のトップページにアクセスし、「Shorten your link」と記載された欄にURLを入力するだけで、短縮URLを発行できます。また、「Bitly」は独自ドメインを利用した短縮URLの生成も可能です。近年、短縮URLがフィッシングサイトへの誘導に使用されるケースがあり、どこへ飛ぶのか不明瞭なリンク先をクリックするのに警戒するユーザーもいます。短縮URLに独自ドメインを利用できれば、リンク先に対する信頼性を高めることが可能です。アカウントを作成してログインすれば、生成した短縮URLをクリックした人数などのデータも把握できます。

    通常の使い方

    1. トップページ中央の入力欄に短縮したいURLを入力。

    ※画像出典:Bitly

    自社ドメインを使用する場合

    1. ログイン後の画面で自分のアカウント名をクリック。
    2. 「Manage」をクリック。
    3. 左メニューの「Branded Short Domains」をクリック。
    4. 「Add a Branded Short Domain」ボタンから作成。

    bit.do

    「bit.do」は「http://bit.do/」以下の文字列を自由に決められる点が魅力です。入力しないまま「Shorten」をクリックすると、適当な文字列が生成されます。「URX.NU」と同じく、QRコードが自動で同時生成される点も特徴です(サイズの指定はできません)。短縮URL発行後、「Traffic stats」に記載されているURLをクリックすると、短縮URLをクリックした人数や、ユーザーのアクセスした日時、国と都市などがわかります。

    使い方

    1. 「Link to shorten:」と記載された下の欄に短縮したいURLを入力する。
    2. 「Customize your short link (optional):」と記載された下の欄に、好きな文字列を入力。
    3. 「Shorten」をクリックする。


     

    短縮URLは共有する相手のことを考慮して利用しましょう

    URLが長いと必ずしも悪いわけではなく、ユーザーにとってわかりやすければ、そのままで問題ない場合もあります。例えば、階層構造が深いWebサイトでは、階層が深くなればなるほどURLは長くなりがちです。このとき、階層がしっかりと整理されていれば、ユーザーはURLを見るだけで、何の情報が掲載されているページかを推測できます。しかし、文字列を見ただけではどんなページかを推測できないような長いURLは、やはり短縮して掲載したほうが良いでしょう。

    今回ご紹介したサービスは、提供元が撤退した場合に発行した短縮URLがリンク切れになるリスクがあるものの、URLを簡単に短くすることができます。URLを共有する相手のことを考慮し、必要に応じてURL短縮サービスを活用すると良いでしょう。

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