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SNSマーケティング

エンゲージメント率とは?主要SNSの計算方法まとめ

最終更新日:2022.06.06

マーケティングに関わる仕事をしていると、頻繁に見聞きする言葉の一つに「エンゲージメント」があります。ただ、よく使われる言葉の割に、本来の意味や計算方法をご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、特にSNSにおけるエンゲージメントの言葉の意味や重要視される理由、エンゲージメント率の計算方法などを紹介します。

目次

    エンゲージメント率の基礎知識

    SNSでエンゲージメントとはどのような意味で使用されているのでしょうか。混同されやすい「インプレッション」や「リーチ」との違いを含めて解説します。

    そもそもエンゲージメントとは

    エンゲージメントは英語で「engagement」と書き、直訳すると「契約」「婚約」を意味します。もともとマーケティングにおいてエンゲージメントは、顧客との深いつながりや愛着、関与度などを意味し、一般的には企業や商品・サービスと顧客との関係性、関心度の深さを図る指標として用いられています。

    SNSで使われる「エンゲージメント」も本質的な意味は同じですが、もっと具体的な数値として表示されるのが一般的です。例えば「いいね」や返信、シェア、リツイート、リンクページのクリックなどで、広告も含めて特定の投稿に対してユーザーが取るアクション全般を意味します。

    エンゲージメントとインプレッション、リーチの違い

    ・インプレッション(imp)

    例えばTwitterの場合は、ツイートがほかのTwitterユーザーに表示された回数のことです。したがって、企業にとってはどれくらいの人に情報が届いたのかを見る指標になります。

    ・リーチ

    表示された投稿を見たユーザー数のことです。インプレッションやリーチは、ユーザーがタイムラインでたまたま目にするなど受動的なアクションですが、エンゲージメントはユーザーが投稿に対して起こした能動的なアクションであり、そこに違いがあります。

    エンゲージメント率とは

    定義や計算方法は媒体によっても、またそれぞれの企業が重視するポイントによっても異なります。一般的には1つの投稿のインプレッション数に対して獲得したユーザーのアクションの割合を指すため、SNSを活用したマーケティングにおいて重要な指標として用いられています。

    エンゲージメント率がSNSマーケティングで重視されるのはなぜ?

    企業がマーケティングにSNSを活用する場合、エンゲージメント率が重視されます。ここであらためてSNSにおけるエンゲージメント率の意味や、重視される理由を解説します。

    SNSにおけるエンゲージメント率

    企業のSNSアカウントと一般ユーザーの間で考えた場合、エンゲージメント率とは、企業のSNSの投稿や広告に対し、どのくらいのユーザーが反応したかという割合を示す指標です。主に投稿に対する「いいね」や「コメント」「投稿保存」などのユーザーのアクションから算出されますが、どのような反応をエンゲージメントと見なすかは、SNSごとに異なります。

    SNSでエンゲージメント率が重要視される理由

    ・ユーザーの興味、関心のあるものを把握する目安となる

    フォロワー数が多いアカウントであれば、投稿するだけで多くの消費者に自社の商品・サービスを知ってもらうことが可能です。しかし、それだけではその商品・サービスに対して、消費者が本当に興味を持ったのか、どのような消費者がどれだけ興味を持ったのかまではわかりません。エンゲージメント率を算出すれば、フォロワーの属性や傾向と関心のある商品を紐づけて把握しやすくなります。

    ・ユーザーとの関係性を深めやすい

    SNSは「いいね」や「コメント」機能があるため、企業アカウントとユーザーが店舗を通さず、直接的な接点を持ちやすい特性があります。また、ユーザーのリアクションを把握できたり、コミュニケーションを取ったりしやすいため、ユーザーとの関係を深められる可能性があります。その結果、見込み客やリピート顧客の獲得につなげやすくなります。

    ・投稿の露出度が高まる

    エンゲージメントは、各SNSのアルゴリズムで重視される傾向にあります。エンゲージメント率が高いアカウントほどユーザーとの関連性が強く、ユーザーにとって有益な情報だと判断され、質の高い投稿をしているとSNSプラットフォームに捉えられやすくなるのです。その結果、エンゲージメント率が高いほど、アルゴリズムによって投稿が優先的に表示され、露出度が高まるので集客や売り上げ向上が期待できます。

    各SNSのエンゲージメント率の定義と計算方法

    ここでは各SNSのエンゲージメント率の定義と計算方法を細かく解説していきます。

    Twitterのエンゲージメント率

    ・Twitterのエンゲージメントの定義

    Twitterでエンゲージメントとしてカウントされるものは、投稿に対する以下のユーザーのアクションです。

    • いいね
    • リツイート
    • リプライ
    • ツイートの詳細表示
    • クリック(画像、動画、リンク、ハッシュタグ、ユーザー名、プロフィール画像など)
    • フォロー

    ・Twitterのエンゲージメント率の計算方法

    (エンゲージメント数 ÷ 投稿のインプレッション数)×100=エンゲージメント率

    エンゲージメント数は、エンゲージメントとしてカウントされるアクションの総数です。投稿のインプレッション数は、ツイートがユーザーに表示された回数を指します。この計算式から、インプレッション数に対して、どれくらいの反応が得られたかを表す値が算出されます。

    ・Twitterのエンゲージメント率の確認方法

    「Twitterアナリティクス」から確認できます。Twitterのアカウントがあれば無料で使用可能です。エンゲージメント数の内訳など詳細を知りたい場合は「ツイートアクティビティ」から確認できます。

    Twitter アナリティクスの使い方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

    関連記事:Twitterアナリティクスの効果的な使い方

    Instagramのエンゲージメント率

    ・Instagramのエンゲージメントの定義

    Instagramでエンゲージメントとしてカウントされるものは、投稿に対する以下のユーザーのアクションです。

    • いいね
    • コメント
    • 投稿の保存
    • シェア

    ・Instagramのエンゲージメント率の計算方法

    (エンゲージメント数÷インプレッション数 or リーチ数 or フォロワー数)×100=Instagramのエンゲージメント率

    エンゲージメント数は、エンゲージメントとしてカウントされるアクションの総数です。投稿のインプレッション数は表示された回数を指し、リーチ数はその投稿を最低1回閲覧したユニークアカウントの数を指します。分母をインプレッション数ではなく、リーチ数やフォロワー数にする計算式もあり、どれで算出するかは企業によって異なります。どの数値を重視するかで、選択すると良いでしょう。

    ・Instagramのエンゲージメント率の確認方法

    一般的なInstagramのアカウントではエンゲージメント率は表示されておらず、自身でエンゲージメント数などを確認してエンゲージメント率を算出します。エンゲージメントを確認するには「プロアカウント」に切り替える必要があります。プロアカウントでは、「インサイト」という解析機能からエンゲージメントを確認できます。使用は無料です。

    Instagramのインサイトの見方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

    関連記事:Instagramインサイトの見方

    Facebookのエンゲージメント率

    ・Facebookのエンゲージメントの定義

    Facebookでエンゲージメントとしてカウントされるものは、投稿に対する以下のユーザーのアクションです。

    • リアクション(いいね!、すごいね、超いいね!、うけるね、悲しいね、ひどいね)
    • コメント
    • シェア
    • 投稿のクリック(画像、動画、メディアのリンク、その他クリックなど)

    ・Facebookのエンゲージメント率の計算方法

    (エンゲージメント数 ÷ リーチ数)×100 = エンゲージメント率

    エンゲージメント数は、エンゲージメントとしてカウントされるアクションの総数です。リーチ数は投稿を閲覧した人数を指します。これらの数値から、投稿を見たユーザーの数に対し、どれくらいの反応が得られたかを表す値が算出されます。

    ・Facebookのエンゲージメント率の確認方法

    Facebookのビジネスページには、「ページインサイト」という解析機能があり、投稿に対するエンゲージメント率が表示されます。また、エンゲージメント数の内訳を確認することもできます。

    YouTubeのエンゲージメント率

    ・YouTubeの主なエンゲージメント

    YouTubeでエンゲージメントとしてカウントされているのは、主に以下です。

    • 高評価
    • コメント

    ・YouTubeのエンゲージメント率の計算方法

    (高評価数+コメント数)÷再生回数×100=YouTubeのエンゲージメント率

    YouTubeのエンゲージメントや計算式に決まりはありません。高評価数とコメント数だけでなく、低評価数を加えて「高評価数+低評価数+コメント数」をエンゲージメント数としたり、さらにその動画からのチャンネル登録者数を加えて「評価数+低評価数+コメント数+その動画からのチャンネル登録者数」をエンゲージメント数としたりする場合もありますが、第三者も観測可能な「高評価数+コメント数」を採用するケースが一般的とされています。

    ・YouTubeのエンゲージメント率の確認方法

    「YouTube Studio」という自身のチャンネルのデータ分析や管理が行えるツールがありますが、エンゲージメント率はアナリティクス上でも表示されていないため、自分で計算する必要があります。

    TikTokのエンゲージメント率

    ・TikTokの主なエンゲージメント

    TikTokのインサイトで「エンゲージメント」の項目を確認すると、下記の項目が並んでいます。

    • 動画の視聴
    • プロフィールの表示回数
    • いいね
    • コメント
    • シェア

    ・TikTokのエンゲージメント率の計算方法

    (いいねの数+コメントの数+シェアの数)÷ビューの数×100= TikTokのエンゲージメント率

    参考:TikTok For Business「TikTokで情報を発信
    Median engagement rate (Total engagements (shares, comments, likes) divided by total video views)

    ・TikTokのエンゲージメント率の確認方法

    TikTokでは、公式にエンゲージメント率は表示されていないため、自身でエンゲージメント数などを確認してエンゲージメント率を算出します。エンゲージメント数の内訳は、TikTokプロアカウントからインサイトで確認できます。

    SNSの活用はエンゲージメント率の向上が鍵

    企業がマーケティングにSNSを活用する場合、ただ商品・サービスの情報を投稿していても、ユーザーはなかなか振り向いてくれません。Twitter、InstagramなどそれぞれのSNSに合った投稿をした上で、ユーザーの反応が良かった投稿の要因を分析し、伸ばしていくことでエンゲージメント率を高めるのが大事です。エンゲージメント率が高くなると、投稿の露出度が高まり、ユーザーの中には商品・サービスに興味を持ち、実際に購入する人が出てくる可能性があります。そのユーザーが気に入れば、リピート顧客になったり、自分でも投稿したりして良い情報が拡散し、その結果、商品・サービスの認知度向上や集客、売り上げ増につながることもあるでしょう。エンゲージメント率はSNSの活用においてそれだけ重要なものだと言えます。

    関連記事:
    エンゲージメントが高い投稿をTwitterキャンペーンに活かした事例(ポーラ・APEX)
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    Marketing Native編集部

    記事執筆者

    Marketing Native編集部

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    Twitter:@market_native
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