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SNSマーケティング

Twitterマーケティングの基本的な方法とポイント、事例まとめ

最終更新日:2022.06.06

Twitterは、国内の月間ユーザー数4500万人を誇る(※)一大プラットフォームです。情報をリアルタイムで発信でき、拡散性も高いことから、アカウントの運用や広告出稿などで活用する企業が多くいます。企業のマーケティング担当者の中には、Twitterを運用することになり、どうすれば良いのか悩みを抱えている人もいるでしょう。

この記事では、企業がTwitterをマーケティングで活用する場合の手法や得られる効果、アカウント運用時のコツ、事例などを紹介します。

※2017年10月にTwitter社が発表。以降、国内の月間利用者数は明らかになっていない。

目次

    企業がマーケティングでTwitterを活用するには?

    Twitterをマーケティングで活用する手法は企業アカウントの運用だけではありません。各手法の効果やメリットと、Twitter活用時のポイントを解説します。

    マーケティングで活用する方法

    Twitterの特徴や強みを活かすマーケティング手法としては、企業アカウントまたは個人アカウントの運用、Twitter広告の出稿、キャンペーンの実施、インフルエンサーの活用などがあります。

    アカウントの運用

    企業の公式アカウントを開設して運用するほか、個人用アカウントの利用で集客につなげる方法もあります。いずれも、発信したい商品やサービスのイメージ、ターゲットニーズにマッチしたアカウントをつくることが大切です。開設したアカウントでコンスタントに情報発信を続けることで、主に認知度の向上や集客、ブランディング、ユーザーとのコミュニケーション強化などが狙えます。

    ・認知向上につなげる

    リツイート機能のあるTwitterでは、フォロワーだけではなく、フォロワーのフォロワーといった直接つながっていないユーザーまで情報を拡散させることができます。また、自社の情報発信だけでなくUGC(User Generated Content:ユーザーによる口コミなど)によって、認知向上につなげることも可能です。

    近年は、Twitterで話題になったワードや物がテレビなどのメディアで紹介されるケースも多く、取り上げられることによって自社ブランドの認知向上や売り上げ増加も期待できます。

    ・集客につなげる

    Twitterのプロフィール欄や投稿内にWebサイトのURLを記載し、自社サイトへ誘導することができます。投稿ごとのリンククリック数は、Twitterアナリティクスで確認が可能です。

    ・ブランディングができる

    Twitterで継続的に情報を発信し、ブランディングにつなげることができます。社員個人のアカウント運用を通じ、企業のブランディングにつなげているところもあります。

    ・ユーザーとコミュニケーションを取れる

    Twitterでは投稿に対するリツイートやリプライ、いいねなどによって、ユーザーとのコミュニケーションが可能です。UGCに丁寧に対応することで、ユーザーのエンゲージメントの向上につなげられます。

    中にはTwitterを活用し、カスタマーサポートを行う企業もあります。ユーザーの声をリアルタイムに収集できるため、商品やサービスの品質改善に反映させることも可能です。

    広告の出稿

    Twitterでは広告アカウントを作成すると、広告配信や分析ができるようになります。通常のツイートと同じタイムラインや検索結果、トレンド検索結果などに表示させることができ、目的に応じて詳細なターゲティングや分析を行えるのが特徴です。ツイートの閲覧やリプライ、リツイートなどのユーザーの反応に応じて料金が発生する課金方式で、自社の予算に合わせて自由に出稿量を設定できます。Instagramと比べてTwitterはリツイート機能があることから、ユーザーの拡散による二次効果を期待できるのも特徴です。

    Twitterの広告には、「プロモツイート」「プロモアカウント」「プロモトレンド」「プロモビデオ」「インストリーム動画」などの種類があり、これらの出稿により以下の効果が期待できます。

    ・ツイートのエンゲージメント向上

    広告キャンペーンの目的を「エンゲージメント数」に設定し、より多くのユーザーに投稿を見てもらったり、いいねやリツイート、リプライしてもらったりと反応を促すことができます。

    ・Webサイトのクリック数またはコンバージョンアップ

    広告キャンペーンの目的を「ウェブサイトのクリック数」に設定すると、リンクのクリックで課金が発生します。特定のWebサイトへ誘導し、訪問先で商品の購入につなげることも可能です。

    ・アプリのインストール数増加

    「アプリのインストール数」を広告キャンペーンの目的に設定する場合は、モバイルユーザーを対象に、アプリのインストールや起動を促します。Twitter社によると、Twitterユーザーは非利用者と比べてオンライン広告からアプリをダウンロードする確率が38%以上高いことが明らかになっています。

    ・フォロワーの獲得

    フォロワー数キャンペーンを実施し、フォロワーの増加を図ることができます。ユーザーのタイムラインや検索ページ、おすすめユーザーの枠などに広告を表示し、フォロワーの獲得や認知向上を狙えます。

    ・ブランド認知度の向上

    広告キャンペーンの目的を「リーチ」に設定すると、閲覧するユーザーが最大化するよう広告が配信されます。リーチの拡大により、効率的な認知向上を図ることができます。

    関連記事:
    Twitter広告のメリットと始め方
    Twitter広告の設定方法

    Twitterキャンペーンの実施

    Twitterキャンペーンは、その拡散力からリーチを広げることができ、フォロワーの獲得にもつながる手法です。大きくはフォローやリツイートをするとすぐに結果がわかるインスタントウィン方式と、応募のアクション後に、企業側が抽選を行って当選を発表する方式に分かれます。各方式の中に、フォロー&リツイートキャンペーンやハッシュタグキャンペーンがあります。

    施策の主な目的は、ブランディングや商品・サービスの認知度の向上、売上増加、フォロワーの獲得などです。

    インフルエンサーマーケティング

    このほか、インフルエンサーを起用して自社商品やサービスをPRするのも、Twitterの効果的な活用法の一つです。インフルエンサーは特定の分野で大きな影響力を持ち、数多くのフォロワーを抱えるため、公式アカウントの運用だけではアプローチしにくいターゲット層にもリーチが可能となります。

    Twitterを活用する際のポイント

    Twitterを活用する際に注意したいのは、Twitterのアカウントの運用が最終目的ではなく、あくまでもマーケティング施策の中の一部であると考えることです。

    施策全体の本来の最終目標であるKGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)が、商品やサービスの認知向上、売り上げの増加であったとしても、Twitterを運用していると、フォロワー数やいいねの数というTwitterだけのKPI(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)の達成で満足しがちです。これらのKPIはKGI達成のための中間目標であり、Twitter活用も、KGIを達成するための施策の一部にすぎません。

    また、商材によって合う施策は異なるので、自社のターゲットや目的に沿った手法を選択するようにしましょう。

    Twitter戦略の考え方やSNS活用のポイントについては、以下の記事で詳しく取り上げています。

    関連記事:
    ホットリンク・いいたかゆうた 「売り上げを最大化するためのTwitter戦略の考え方と事例」
    【寄稿】ホットリンク室谷良平「ウィズコロナ時代の顧客接点を再構築する、SNS活用7つのチェックポイント」

    Twitterアカウントを運用する際のポイント

    Twitterアカウントを効果的に運用するには、開設前に必要な準備や意識したほうが良いコツがあります。

    アカウント開設前に必要な準備

    アカウントを開設する前に、以下の準備を行っておくようにしましょう。

    競合調査

    自社の商品やサービスの競合となるアカウントの、フォロワー数、フォロワーの属性、投稿内容などを調べます。ユーザーからのエンゲージメントが高い投稿だけではなく、反応がいまひとつの投稿も調べておくと良いでしょう。競合他社の戦略や投稿のトレンド、Twitter活用のヒントなどを得ることができます。

    競合調査を行う際は、分析ツールを活用すると効率的です。ツールについては、以下の記事をご覧ください。

    関連記事:Twitterの分析に役立つツール

    ターゲットの設定

    ツイートを届けたいターゲットのペルソナを設定します。性別・年齢などの基本属性だけではなく、興味関心、好物、ライフスタイル、ハッシュタグの利用状況などを細かく設定するとイメージがしやすく、ターゲットのニーズに合った情報を発信できます。

    アカウントで投稿するテーマの設定

    アカウントで発信するテーマを決め、投稿内容がブレないようにします。自社商品やサービスのPRに徹するのか、あるいは、商材に関連するライフスタイル提案まで行うのかなど、詳細に決めると良いでしょう。

    アカウント運用の主なKPI

    Twitterの効果を確認するKPIの指標としては、ツイート数やインプレッション数(投稿や広告が表示された回数)、エンゲージメント数(またはエンゲージメント率)、フォロワー数などが挙げられます。これらの数値は、Twitterアカウントがあれば無料で利用できるTwitterアナリティクスや、分析ツールを利用して確認することが可能です。

    何をKPIとするかは、企業によって異なります。例えば、フォロワー数の増加を最も重要なKPIとする場合、獲得したいフォロワー数をもとに、投稿するツイート数や目標とするインプレッション数を設定すると、設計しやすくなります。

    運用のコツ

    Twitterを効果的に運用するには、主に以下のようなポイントがあります。

    プロフィールや固定ツイートを有効活用する

    プロフィールには、どのようなアカウントであるか一目でわかるように情報を記載します。また、プロフィールの真下に固定できる固定ツイートも活用し、ターゲットにフォローしてもらえるようにしましょう。

    フォロワーがアクティブな曜日・時間帯に投稿する

    投稿のタイミングは、フォロワーがアクティブな曜日や時間帯を狙います。Twitterのタイムラインには情報が常に流れており、投稿してもフォロワー全員が見るとは限りません。そのため、できるだけ多くのターゲットにリーチするよう、投稿のタイミングを図ります。

    フォロワーがアクティブな曜日・時間帯は、分析ツールで把握できます。

    投稿データを見ながら、PDCAを回す

    Twitterを効果的に運用するには、Twitterアナリティクスなどのツールを利用して、定期的な分析・振り返りを行いながらPDCAを回していくことが重要です。

    投稿のテーマや文字数、画像・動画の有無、添付した画像・動画の特徴など、エンゲージメントの高いツイートの傾向をつかみ、再現性を高めていきます。

    UGCに反応し、ユーザーとコミュニケーションを図る

    UGCにいいねやリツイート、リプライをすると、フォローしてもらえる可能性が高まるほか、ユーザーとコミュニケーションを図ることができます。自社オリジナルのハッシュタグを作り、UGCを見つけやすくしている企業もあります。

    なお、個人アカウントの運用を検討している方には、以下の記事もおすすめです。

    Twitterで個人アカウントを運用する方におすすめの記事:
    マーケターにおすすめのTwitterアカウント
    ベイジ代表・枌谷力インタビュー|Twitterを中心としたコミュニケーション力の磨き方
    アースメディア代表・松本淳インタビュー|ツイートで意識していること

    Twitterマーケティングの参考になる事例

    ここからは、Twitterを活用して効果的なマーケティング施策を行った成功事例を紹介します。

    キャンペーンの効果的な活用で7,000人のフォロワーを獲得

    化粧品メーカーのポーラは、自社ブランド「APEX(アペックス)」のインスタントウィンキャンペーンと広告出稿を行い、5日間で約7,000人のフォロワーを獲得しました。これにより、同ブランドの課題となっていた認知度の向上や、店舗への誘導を達成しています。

    施策実施の背景と概要

    30年以上の歴史を持つ「APEX」は、店舗での体験やカウンセリングを重視しているスキンケアブランドで、デジタル上での認知度の低さと、店舗への来店ハードルの高さが課題でした。「商品そのものを体験していただきたい」「キャンペーンが来店のきっかけになるのが一番」と考えたことから、フォロー&リツイートによってトライアルキットと引き換える「APEXデザイニングキット引換券」が当たるキャンペーンを実施しました。

    また、キャンペーンと合わせて広告の出稿も行い、フォロワーを獲得しています。

    成果

    キャンペーンの5日間でフォロワーが6,851人増加し、1万6,570件の総リツイート数を獲得しています。

    また、広告出稿によるCPFは、良くて150円程度、200~300円が一般的と言われていますが、キャンペーンと合わせて行った広告出稿ではフォロワー1人あたり50円と良い成果を収めています。

    さらに、キャンペーンの影響で店舗の来店者数が増加したことにより、店舗でカウンセリングを行うパートナーのモチベーション向上にもつながっています。

    「APEX」の事例について、詳しくは以下でご紹介しています。

    詳細:化粧品メーカーのポーラが、たった5日間でフォロワーを7000人獲得したTwitter運用施策のポイントとは?

    ユーザーが投稿したくなる仕掛けと仕組みで口コミ数が増加

    自然食材でできたおやつが定期的に届く「snaq.me(スナックミー)」は、ユーザーが投稿したくなる仕掛けと仕組みで口コミ数を伸ばし、利用者数を増やしています。

    ユーザーがSNSに写真を投稿したくなるポイントの1つが特別感です。オーガニックに特化していることと、月に1~2回しか届かないことが、コンビニで気軽に買えるお菓子とは違った特別感を生み出し、SNSに写真をアップするトリガーとなっています。

    「snaq.me」ではフィードバックをするほど好みのおやつが届く可能性が高くなります。ユーザーに好みのおやつが届くシステムや、商品を入れて送るボックスのデザインを毎回変えたり、同封する冊子にフォトペーパーを付けたりするといった工夫もUGCの創出を後押ししています。

    Twitter運用ではユーザーが真似しやすいカジュアルな投稿を心がけているほか、プロフィール欄に「#スナックミー」と付いた投稿にいいねとリツイートを行う旨を記載し、UGCの発生を促しています。公式アカウントがユーザーの投稿をリツイートすると、いいねがたくさん付いたり、リツイートされたりするため、「また投稿したい」という気持ちにつなげることができるのです。

    おやつが届いたとき、ボックスを開けたとき、おやつを食べるときの3回のタイミングで投稿したくなる仕掛けを作り、口コミ数とエンゲージメントの向上につなげている好事例です。

    関連記事:おやつのサブスク「スナックミー」がTwitterで口コミを伸ばしている仕掛けとは?

    Twitterの拡散力を活かし、効果的なマーケティングを

    Twitterは拡散力の高さやリアルタイム性が特徴のSNSです。企業が自社のマーケティング施策に活かす手法としては、アカウントの運用や広告出稿、キャンペーンの実施、インフルエンサーの起用などがあります。

    Twitterマーケティングを実践する際は、今回ご紹介した運用のコツや事例を参考にしてみてください。

    Marketing Native編集部

    記事執筆者

    Marketing Native編集部

    Marketing Native(マーケティングネイティブ)は株式会社CINC(シンク)が運営しているメディアです。 CMOのインタビューやニュース、Tipsなど、マーケターに役立つ情報を発信しています。
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