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SNSマーケティング

TikTok広告の種類と特徴|出稿するメリットとは?

最終更新日:2022.06.23

TikTok(ティックトック)は、ダウンロード数20億以上を突破しているショートムービープラットフォームです(2020年4月時点)。かつてに比べ、主に若い世代をターゲットとする企業の活用が多くなっており、アカウントを運用する以外に純広告の出稿やタイアップ、セルフサーブ型の広告運用で成果を上げている事例も見られます。

この記事では、活用が進むTikTokの広告の種類とそれぞれの特徴、出稿するメリットについて解説します。TikTok広告の出稿を検討している方は、ぜひご一読ください。

目次

    TikTokで広告を出稿するメリット

    TwitterやInstagram、Facebook、YouTubeなど、ほかのSNSと異なり、TikTokはどのような強みを持つのでしょうか。広告を出稿するメリットは主に次の3つが挙げられます。

    若年層にリーチできる

    TikTokは1990年代中盤~2010年頃に誕生したZ世代と親和性が高いとされており、10代~20代のユーザーが多いプラットフォームです。そのため、広告出稿により若年層にリーチすることができます。

    リーチ効率が良い

    TikTokはレコメンドシステムによって「おすすめ」フィードにユーザーの好みの動画が表示されるようになっており、動画が拡散されやすいプラットフォームであることから、リーチ効率が良いのも特徴です。アカウントのフォロワー数に関係なく、バズを創出できる可能性があります。中でも、ハッシュタグチャレンジのようなユーザーが一緒になって参加するタイプの広告はUGCが広がりやすいでしょう。

    また、TikTok広告はTikTok内だけでなく、マルチコンテンツプラットフォーム「BuzzVideo」やモバイル広告プラットフォーム「Pangle(パングル)」にも配信可能です。

    広告の受容性が高い

    TikTokユーザーはほかのプラットフォームよりも広告動画を最後まで視聴する傾向にあります。広告の種類にもよりますが、「おすすめ」フィードに通常の投稿と混ざって配信されるほか、フル画面の縦型動画で、ながら視聴になりにくいためです。

    市場調査などを行うKANTARの2020年の調査データによると、TikTokは消費者が好むデジタル広告プラットフォーム第1位にもなっています。

    出典:カンター・ジャパン『Press Release:カンター、世界初の「グローバル広告エクイティランキング」を発表 世界の消費者は、TikTok上の広告に好意的

    TikTokで出稿可能な広告の種類【純広告】

    TikTokの広告の種類は、大きく純広告とオンライン運用型広告に区分されます。もともとTikTokでは、ある程度まとまった予算を組める大手企業を対象にオフラインで契約し、広告アカウントの開設・広告の配信を行ってきましたが、2019年12月にオンラインで広告アカウントの開設から広告の配信までを自社で行える「TikTok For Business」をリリース。2020年4月より本格的にサービスの提供を開始しています。

    TikTokで出稿可能な純広告は大きく3つあります。配信先の特性に併せて認知拡大や顧客獲得に繋げていきましょう。

    TikTok広告の種類【純広告】
    アプリ起動時に表示される広告・TopView

    ・起動画面広告

    インフィード広告

    ・Brand Premium

    ・One Day Max

    ・Brand Auction

    TikTokオリジナルの広告メニュー・#Challenge(ハッシュタグチャレンジ)

    ・Brand Effect(ブランドエフェクト)

    1.アプリ起動時に表示される広告

    アプリ起動時にユーザーの目に触れる広告には、「TopView」と「起動画面広告」があります。TikTok内でのリーチ最大化を狙うことが可能です。

    Top View

    アプリ起動時に最初のインフィード動画として音声付きで配信できる動画広告です。動画の長さは最大60秒で、縦型フルスクリーンで配信することによりユーザーにインパクトを与え、高い認知の獲得が期待できます。配信できるのは1日2社限定です(2021年12月時点)。

    起動画面広告

    TikTok起動時に表示されるもう一つのタイプの広告が、起動画面広告です。音声は付きません。静止画1枚でも入稿可能で、こちらも1日2社限定で配信できます(2021年12月時点)。

    2.インフィード広告

    インフォード広告とは、Webサイトやアプリのコンテンツ間に表示される広告のことです。アプリ起動時に表示される広告よりも比較的低価格で出稿でき、3つの種類があります。

    Brand Premium

    Brand Premiumは「おすすめ」フィードに表示される最大60秒のフルスクリーン動画広告です。動画は音声付きで自動再生されます。

    One Day Max

    「おすすめ」フィードで4postめに掲載される、最大60秒のフルスクリーン動画広告です。指定の1日にのみ配信できます。

    Brand Auction

    2019年9月よりスタートした運用型インフィード広告。縦型フルスクリーンの動画広告を音声付きで配信でき、CPM(Cost Per Mill)およびCPV(Cost Per View)で入札します。プロモーションの認知拡大に適した広告です。

    3.TikTokオリジナルの広告メニュー

    TikTokには2つのオリジナル広告メニューがあります。ユーザーと一緒に企画を盛り上げることができる「#Challenge(ハッシュタグチャレンジ)」と高度な画像認識技術を活用する「Brand Effect(ブランドエフェクト)」です。

    #Challenge(ハッシュタグチャレンジ)

    ハッシュタグチャレンジは企業発でUGCの創出を促し、認知の拡大や露出の最大化が狙えるメニューです。チャレンジ内容をフックにユーザー自身が主役となり、投稿してくれます。ほかの広告メニューに比べて出稿費用は高額です。ショートムービープラットフォームの立役者であるTikTokならではの広告メニューと言えるでしょう。

    Brand Effect(ブランドエフェクト)

    ブランドエフェクトでは2D、3D、ARなどを活用し、リッチなブランド体験を提供できる広告メニューです。ハッシュタグチャレンジなどほかのメニューと組み合わせると、相乗効果が期待できます。

    TikTokで出稿可能な広告の種類【タイアップ&運用型広告】

    TikTokで出稿できる広告の種類として、純広告以外にはタイアップや運用型広告が挙げられます。特に運用型広告は出稿金額を少額から設定できるため、予算の少ない企業も取り組めるようになっています。

    タイアップ

    タイアップは、クリエイターにPRとして動画の投稿を依頼する手法です。自社の商品やサービスのターゲットに適したクリエイターを選定することが鍵となります。タイアップの実施により、主にクリエイターのフォロワーを中心として、商品購買意欲またはサービス利用意欲の向上が期待できます。

    オンライン運用型広告

    オンライン運用型広告は予算、入札額、ターゲティング、クリエイティブを設定し、セルフサーブで広告配信が行えます。純広告やタイアップに比べ、少額から運用可能です。2021年5月にはTikTokリード広告が登場し、インスタントフォームを利用して、リードを獲得できるようにもなっています。

    TikTok広告の始め方

    TikTok広告の始め方を大きく分けると、広告代理店に問い合わせるか、自社で運用するかの2種類です。純広告であればTikTok社に問い合わせるか代理店に依頼し、オンライン運用型広告であれば自社で運用する形になります。

    TikTok社または広告代理店に問い合わせる

    純広告の費用や出稿方法はTikTok社の問い合わせフォームから問い合わせが可能です。特に、インフルエンサーとのタイアップを依頼したい場合などは、TikTokマーケティングに詳しい広告代理店に依頼するのも一つの手段です。

    自社で運用する

    オンライン運用型広告は、広告アカウントを作成して設定を行えば自社で出稿が可能です。外部委託にかかる費用削減や運用ノウハウの蓄積が期待できます。

    オンライン運用型広告の場合、始める手順は次の通りです。

    1. 広告アカウントを開設する
      *メールアドレスや電話番号、住所、サービスサイトまたはコーポレートサイトのURL、請求先の情報などが必要
      *アカウントの審査に1営業日ほどかかる
    2. 広告キャンペーンを設定する
      *プロモーションの目的、キャンペーン名、予算などを入力
    3. 広告セット/イベント管理を設定
      *配信先、予算やスケジュール、入札目標値などを決める
    4. 広告を設定する
      *動画または静止画を用意し、広告文テキストを考える

    TikTok For Business上のツールでは、動画テンプレートを活用し、クリエイティブの作成が可能です。広告主とTikTokクリエイターをつなぐプラットフォーム「TikTok Creator Marketplace」もあるので、上手に活用すると良いでしょう。

    予算や目的に応じて広告の種類を使い分け、TikTokユーザーにアプローチ

    予算のある企業は純広告により、TikTokならではの体験をユーザーに提供しつつ、認知の拡大や購買意欲の向上などを狙えます。予算が少ない企業や、「少額から効果を見てみたい」と考えている企業は、オンライン運用型広告を検討してみると良いでしょう。広告クリエイティブを作成したことがない企業も取り組みやすいよう、TiKTokには動画作成をサポートする豊富な動画テンプレートや音源があります。

    なお、2021年7月には、TikTokから新しいネイティブ広告フォーマット「Spark Ads」がリリースされ、企業アカウントやクリエイターのオーガニック動画を「おすすめ」フィードにインフィード広告などの形で掲載し、ブーストさせることができるようになっています。

    急成長中のTikTokでは、今後も新たな広告の種類が登場するかもしれません。予算や目的に応じて使い分け、TikTokユーザーに効果的にアプローチしましょう。

    TikTokを活用したマーケティングについては、以下の記事でも詳しく取り上げています。参考にしてみてください。
    TikTokを活用したマーケティングで成果を上げるには?Natee・朝戸太將

    Marketing Native編集部

    記事執筆者

    Marketing Native編集部

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    Twitter:@market_native
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