2018.06.06

アンケート作成におすすめのツール13選|作成時のポイントは?

顧客満足度や市場の調査など、お客さまの声を集める機会に有用なのがアンケート作成ツールです。近年は多くのアンケート作成ツールが存在し、無料版でも豊富な機能がそろっています。今回は無料または有料のアンケート作成ツールと、アンケート作成時のポイントをご紹介します。それぞれのツールの特徴を知り、用途に適したものを使用しましょう。

目次

無料で使えるアンケート作成におすすめのツール

アンケートツールの中には、無料で簡単にアンケートを作成できるものがあります。無料で使えるアンケートツールと機能について、料金プランも含めてご紹介します。

Googleフォーム

Googleが提供するアンケートフォーム作成ツールです。Googleアカウントでログインするだけで、アンケートやテストなどを無料で作成できます。自動で回答が集計されるほか、回答をスプレッドシートに表示することも可能です。また、アンケートフォームやスプレッドシートは複数人のユーザーで共同編集したり、回答結果を共有したりすることができます。スマートフォンに対応しており、外出先で編集したり回答したりできる点も魅力の一つです。

料金プラン

無料


画像出典:Googleフォーム

DIP Survey-Free

オープンソースWebアンケートシステム「LimeSurvey」を使用したアンケートサービスです。会員登録を行えば、すべての機能を無料で使用することができます。回答数・設問数などの制限がなく、結果の解析もできる上に、アンケート対象者への案内メールや回答催促メールの送信も可能です。有料版では、操作方法などのサポートを受けたり、広告表示を廃止したりすることができます。

料金プラン

  • DIPSurvey-Free…無料
  • DIPSurvey(有料版)…詳細は特設サイト

画像出典:DIP Survey-Free

忍者アンケートフォーム

アンケートフォームのデザインをカスタマイズできる、自由度の高いツールです。HTMLやCSSの知識があまりない方でも利用できます。無料でありながら、同一ユーザーの重複回答を防ぐ機能も付いています。集計結果はグラフなどで表示されるため、見やすいです。また、アンケート結果を検索する機能が搭載されており、検索からサイトやページへの流入が期待できます。

なお、利用するには忍者ツールズへの無料登録が必要です。

料金プラン

無料


画像出典:忍者アンケートフォーム

methinQs(ミーシンクス)

株式会社インタークエストが提供するアンケート作成ツールです。methinQs上でアンケートを作成し、自社サイトに設置することができるため、流入数の多いWebサイトを抱える企業などにおすすめのツールです。会員登録を行えば、無料で使用できます。

料金プラン

無料


画像出典:methinQs

CubeQuery

合資会社キューブワークスが提供する、アンケートフォームレンタルサービスです。フリーアンサーやマルチアンサー、シングルアンサーなど、設問形式が多数そろっています。回答データの確認やダウンロード、公開も可能です。外国語で回答された場合でも、文字化けすることなく集計結果を表示してくれます。アンケート1件につき800円(税抜)で利用できる、SSL暗号化通信機能付きのタイプもあります。

料金プラン

  • CubeQuery…無料
  • CubeQuery SSL有料版…800円/回(税抜)

画像出典:CubeQuery

SurveyMonkey

アメリカを中心にオフィスを構えるアンケート会社SurbeyMonkeyのアンケートフォーム作成ツールです。ヒューレット・パッカードやBoxなど、世界各国の企業に使用されています。海外企業が提供しているツールではありますが、日本語によるサポートもあるので安心です。アンケート作成やデータのエクスポート機能に加えて、専門家が作ったアンケートのテンプレート、質問文を集めた「質問バンク」も提供しています。そのため、質問文の設定に悩んでいる方でも、簡単にアンケートを作れるシステムが整っています。アカウント登録を行えば、機能の制限付きで無料で利用可能です。

料金プラン

  • 標準…5500円/月
  • アドバンテージ…7万円/月
  • プレミア…17万5000円/年

画像出典:SurveyMonkey

Creative Survey

ブラウザ上でアンケートを作成できるツールです。デザイン性に優れており、自社イメージに合わせて自由にカスタマイズできます。Webフォントは200種類以上あり、質問タイプも豊富なので、メルマガアンケートや市場調査など、さまざまなシーンに使用することが可能です。メールアドレスを登録すれば無料で利用でき、有料プランではアンケート結果のダウンロードもできます。

料金プラン

  • WHITE…無料
  • BLUE…$299/年
  • NAVY…$799/年
  • for ENTERPRISE(法人向け)…要問合せ

画像出典:Creative Survey

SECURE FORM

株式会社イー・ネットワークスが提供しているSECURE FORMの特徴は、SSL暗号化通信に標準対応している点です。そのため、お問い合わせやお申し込みなどの個人情報を扱うフォームにも利用でき、ユーザーにも安心して回答してもらうことができます。フォームのデザインは選ぶだけで、テキストエリアやラジオボタンといった必要なパーツをドラッグして作成します。

料金プラン

  • フリー…無料
  • ビジネス…1800円/月(税抜)
  • ベーシック…900円/月(税抜)

画像出典:SECURE FORM

Questant

年間3万5000件以上の調査実績を誇る株式会社マイクロミルのノウハウを利用したアンケートツールです。顧客満足度アンケートや、イベント・セミナー参加者向けアンケート、社内向けアンケートといったシーンで活用されています。ブラウザ上で簡単かつ直感的にアンケートを作成できます。また、アンケートのURLやQRコードが自動で発行されるため、回答を募集する際の告知などに便利です。「通常プラン」以上の料金プランを利用すれば、マクロミルが提携しているサイトのモニターにアンケートを投げかけることも可能なので、アンケート回答者を簡単に集めることができます。

料金プラン

  • 無料プラン…無料
  • アドホック…5000円/回(税抜)
  • 通常プラン…5万円/年(税抜)
  • ビジネスプラン…15万円/年(税抜)
  • プレミアムプラン…30万円/年(税抜)

画像出典:Questant

Typeform

スペインのTypeformが提供しているアンケート作成ツールで、英語表記となっています。「How you ask is everything.」(どのように尋ねるかがすべて)というコンセプトに基づいたインターフェイスで、スタイリッシュかつおしゃれなアンケートフォームを作成できる点が魅力です。質問が1問ずつスライド形式で表示され、より多くの回答を引き出せるように考えられています。

料金プラン

  • BASIC…無料
  • PRO…$30/月
  • PRO+…$59/月

画像出典:Typeform

有料で使えるアンケート作成におすすめのツール

アンケート作成ツールには、有料版のみのものもあります。コストがかかる分、機能も充実しています。

スマートアンサー

株式会社コロプラが手掛ける、スマートフォンに特化したアンケートサービスです。スマートフォンはPCよりも若年層の回答率が高く、10~30代のモニターの数が充実しています。PCで実施するアンケートに比べてユーザーが回答しやすいことから、多くのサンプルが速く集まります。

料金プラン

  • セルフリサーチ型プラン…5~10問100サンプル 1万円(税抜)~

※動画掲載料金など、オプション料金あり。詳しい料金表はこちら

画像出典:スマートアンサー

Form Bridge

サイボウズスタートアップス株式会社が提供している、アンケートフォーム作成ツールです。kintone(キントーン)と連携して使用するツールで、ドラッグ&ドロップで簡単にアンケートを作成でき、データ管理・活用まで一貫して行えます。回答フォームの出力は、URLまたはIframe用のコードの2タイプを生成できます。そのほか、アンケートを回答してくれた人に自動でメール返信したり、重複回答を防いだりする機能もあります。セミナーやイベントの受付フォーム、お問い合わせ・お申込みフォームの作成に向いています。

料金プラン

  • ライト…6000円/月(6万8400円/年)※税抜
  • スタンダード…9000円/月(10万2600円/年)※税抜
  • プレミアム…1万4000円/月(15万9600円/年)※税抜

画像出典:Form Bridge

ウェブリサーチプラス

株式会社シーベースが提供しているアンケートシステムで、3500社の導入企業数を誇り、リピート率は90%の実績があります。デザインテンプレート設定やフォーム制御などの機能により、あらゆるアンケートが作成可能なことに加えて、導入時の社員フォロー、万全なセキュリティといった点も魅力です。

料金プラン

  • 短期プラン(最大2カ月まで)…基本料金10万円~+オプション機能料金
  • 長期プラン(最短3カ月~最長1年まで)…基本料金10万円~+月額システム利用料5万円~+オプション機能料金

画像出典:ウェブリサーチプラス

より効果的なアンケートを作成するポイント

アンケートは回答の数を集めることと、顧客の本音を引き出すことが大切です。そのため、回答しやすいアンケートの作成が求められます。

導入部分は丁寧に

アンケートの冒頭はあいさつ文と丁寧な依頼文で始めましょう。あいさつ文の後は、以下の要点を押さえましょう。アンケートの回答に対するユーザーのハードルを下げ、回答率の上昇につながる可能性があります。

  • アンケートの目的を明確に伝える
  • 個人情報の取扱い方針を明記する
  • 回答時間の目安を記載する

回答形式を工夫する

アンケートでは、質問事項に合った回答形式を提示しましょう。例えば、製品の具体的な感想を知りたい場合に、ラジオボタンの選択肢を用意すると、ユーザーの本音を引き出せないおそれがあります。質問に対して、アンケートの対象者が答えやすいよう、記述式にするなどの配慮が必要です。

自由回答型

選択肢を与えず、自由に回答してもらう形式です。具体的な回答を得ることができます。ただし、選択式に比べて回答者の負担が大きくなるため、質問内容によっては「特になし」のような回答が発生するおそれがある点がデメリットです。

単一回答型

選択肢の中から一つだけ回答を選択する形式です。選択肢を作成する際は、ほかの選択肢と被らないようにすることが重要です。似たような選択肢は回答者の混乱を招き、回答が分散する可能性があります。なお、「その他」として自由回答できる選択肢も用意すると良いでしょう。

複数回答型

選択肢の中から複数を選べる形式です。すべての選択肢を選択されないように気をつけ、質問内容によっては「その他」「どれにも当てはまらない」も用意すると良いでしょう。

リミテッドアンサー型

複数ある選択肢の中から、制限付きで回答できる形式です。制限を設けないと、回答データに差がつかないことが予測される場合に有用です。

順位回答型

選択肢に順位を付ける形式です。すべての選択肢に順位をつけるものと、上位の選択肢だけにつけるものがあります。分析や集計を行いやすいメリットがあります。

わかりやすさに配慮する

アンケートを作成する際に重要なのは、アンケート対象者の立場で考えることです。対象者によって、専門用語を使用するべき場合と、そうでない場合があります。

また、設問数や選択肢は多くなりすぎないように気をつけましょう。設問数があまりにも多いと、回答する側は疲れてしまいます。できる限り少ない質問数と選択肢で最良のデータを得られるようにしましょう。

質問文は曖昧な表現や複雑な表現を避け、シンプルで簡潔な文章が望ましいです。できればネガティブな表現も避けて、ポジティブな印象を与える文章の作成を心掛けましょう。

質問の流れを意識する

アンケートの設問は、徐々に深掘りしていく流れのほうが自然です。例をご紹介します。

【例】
Q1.何を購入しましたか?
Q2.購入した商品の満足度を教えてください。
Q3.購入した商品の良い点は何ですか?

上記の例では、Q1→Q3の順に質問内容が深掘りされていることがわかります。

アンケートでより良いデータを集めるために

それぞれのアンケートツールによって、機能は多種多様です。しかし、どのツールを利用する場合も、回答者にとってのわかりやすさを第一に考えることが重要なのではないでしょうか。回答の仕方がわかりにくいアンケートや、理解しづらい設問内容は使えないデータや回答離脱者の増加を招くおそれがあります。

今回ご紹介したポイントを活かして、回答者にとってわかりやすいアンケートを作成しましょう。得られた回答データは、自社をより良くする上で価値あるものになるはずです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう