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2021年の流行グルメキーワードは「0.7食」と「健康」(『HOT PEPPER』調べ)

最終更新日:2021.11.11

株式会社リクルートが発行する、街のおトク情報満載のクーポンマガジン『HOT PEPPER』は、全国の20代・30代の男女2,075人を対象に「2021年の流行グルメ」に関するアンケートを実施しました。マリトッツォが圧倒的1位を獲得し、コロナ禍ならではの背景が反映されるアンケート結果となりました。

目次

アンケート結果 – 「2021年に流行ったと思うグルメ」TOP10

(n=2,075、3つまでの複数回答)

2021年流行グルメのキーワードは「0.7食」「健康」

2021年流行グルメのキーワードは「0.7食」「健康」の2つです。新型コロナウイルスの流行は食生活にも影響を与えており、今回の調査では「1日の平均運動量が減った」が約半数、「1日3食を毎食しっかり食べることは食べ過ぎだと感じる」が約4割、「1日のうち1食は『おやつ以上食事未満の軽食』(1食7割程度の分量)に変えたい」が約半数を占める結果となりました。「ホットペッパーグルメ外食総研」ではこのような傾向を新たな食生活のトレンドと捉え、1回あたりの食事量を少し控えた、1食7割程度の分量の間食・軽食を「0.7食」と名付けました。今回ランクインしている「マリトッツォ」や「フルーツ大福」などがこれに該当しそうです。また、「コロナで食生活の意識が変わったこと」の項目では約34%の人が「健康に気を遣うようになった」と回答しており、元々あった健康志向がコロナ禍によってより加速したと推測。その結果が「オートミール」や「糖質ゼロビール」などがランクインした背景になっていると考えられます。

ランキングで「0.7食」に該当するものは比較的カロリー高めのスイーツが多く、「健康」と相反する内容がランクインしているのも今年のトレンドとして面白い傾向です。

「0.7食」:1位マリトッツォ、3位フルーツ大福、4位台湾カステラ、5位ピスタチオスイーツ、8位カヌレ

いずれも「おやつ以上食事未満の軽食(=0.7食)」であり、1食を軽食に抑える一方でおやつ以上の食べごたえはほしいという、健康志向とその反動があらわれたのが今年の大きな特徴です。また、SNS上で話題になったという共通点もあります。コロナ禍で自宅時間も増えた影響からか、SNS発のトレンドが多くみられました。

「健康」:2位オートミール、6位低アルコール飲料、7位糖質ゼロビール、9位発酵食品

もともと販売されていたものの、コロナ禍で健康志向が高まったことにより人気上昇したものがほとんど。「オートミール」や「発酵食品」は美容面でも注目され、レシピの多さからも支持されました。

【アンケート概要】

  • 出典:『HOT PEPPER』調べ
  • 調査時期:2021年9月24日(金)~9月26日(日)
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
  • 調査対象:全国の20・30代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
  • 有効回答数:2,075人(男性:1,038人、女性:1,037人)

▼プレスリリース
2021年流行グルメキーワードは「0.7食」「健康」 マリトッツォ、オートミール……今年の流行グルメを振り返る

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