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インタビュー

チョコレートプラネット長田が語る「チョコプラのYouTube動画がバズる理由」

最終更新日:2023.06.10

Special Interview #12

チョコレートプラネット

長田 庄平

大人気のお笑いコンビといえば、チョコレートプラネットもそのひとつ。テレビで見ない日はないほどの活躍ぶりの一方で、YouTube「チョコレートプラネット チャンネル」の登録者数は157万人に上り、中には視聴回数が約1年間で3700万回を超える動画もあるなど、他の芸人と比較しても非常に高く支持されています。

背景として、ものまねや「悪い顔選手権」「マネーのクズ」など、チョコプラの企画力の高さ、クリエイティブセンスの秀逸さが世間から評価されているのだと思っていたのですが、ネタ作りを担当する長田庄平さんの考え方は少し異なる様子。

そこで、自分たちの動画が大ヒットしていることを本人がどう思っているのか、長田さんに話を聞きました。

(取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧 撮影:永山 昌克)

※数字はいずれも2022年4月12日現在

目次

何がバズるのかわからない、YouTubeの面白さ

――YouTube「チョコレートプラネット チャンネル」の登録者数が157万人、視聴回数も数百万回、中には3700万回を超える動画もあって、他の芸人さんと比較しても非常に高い人気です。長田さん自身は、なぜ自分たちの動画がこんなにヒットしているとお考えですか。

これを言うとおしまいなのですが、よくわからないんです(笑)。僕らは戦略的に動画制作に取り組んでいるわけではなく、本当に自分たちの好きなことを追求しているだけなので、何が視聴者にハマっているのか理解できていないのが正直なところです。

逆に言うと、これだけいろんな動画を上げても、何がバズるのか、どんな動画なら視聴回数が増えるのか、全然見えてこないところがYouTubeの面白さであり、魅力なのかなと思います。「自分たち自身が楽しんで作っている」のがウケている理由の1つとしてあるとは思いますが、それも100%ではなく、楽しんで作ってもバズらないものはバズらないですから(笑)

――バズっている動画ばかりかと思っていましたが、そうでもないんですね。

僕たちの動画は視聴回数がバラバラです。高い数字を獲得している動画もあれば、伸びない企画もあって、何かポイントをつかんで安定的に視聴回数を稼いでいるわけではありません。しかも、「これはバズるだろう」と思って作ったら全然バズらなかった動画もあれば、逆に「これはバズらないかも」とあまり期待していなかったのがバズったりしますので、「なぜヒットしているのか?」と聞かれても「わからない」としか答えようがないんです。

――バズるだろうと思って作ったのにバズらなかった動画は何ですか。

例えばASMRですね。ASMRが流行っていたので、ものまねのキャラクターでASMRをやったけど、あまりハマらなかったです。

――今イチかなと思っていたのに数字が伸びた動画とは?

「6秒クッキング」は意外でしたね。テレビではなかなかできない面白さがあるとはいえ、そこまで肝入りで始めた企画ではなかったので、うれしい驚きです。何が当たるのか、本当にわからないですね。

企画立案のために欠かせないエゴサとスピード

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・クリエイティブ性ではなく、多作で勝負
・「負けた」と感じて切り替えた売れるための戦略
・YouTubeとテレビ、舞台のリンクをもっと

記事執筆者

早川巧

株式会社CINC社員編集者。新聞記者→雑誌編集者→Marketing Editor & Writer。物を書いて30年。
X:@hayakawaMN
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