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コロナ禍で植物需要が増加。植物のオンラインショップ「GreenSnap STORE」の売り上げが前年同期比670%を記録

最終更新日:2021.12.23

GreenSnap株式会社は、2020年4月より運営する植物のオンラインショップ「GreenSnap STORE」の2021年4月~11月の売り上げが前年同期比670%と大幅に成長したことを発表した。

成長の要因としては、同社が同じく運営するコミュニティアプリ「GreenSnap」利用者以外の需要も取り込めたことや、コロナ禍で在宅時間が増え、植物の需要も増加したこと、オンラインショップでの取扱商品数の増加、GreenSnapオリジナル商品の開発などが挙げられている。

目次

「GreenSnap」と「GreenSnap STORE」の概要

GreenSnap社が運営する「GreenSnap」は、ユーザーの70%以上を女性が占める植物に特化したSNSアプリ。植物の名前や育て方を調べたり、植物の写真のタイムライン投稿やアルバム記録、ブログなどの機能を備えており、植物好き同士の活発なコミュニティも存在する。

ユーザー数はGreenSnap社運営メディア全体で最大月間1,100万人。アプリダウンロード数は250万にのぼり、1日最大40,000枚、累計1,400万枚もの投稿がされている。

植物のオンラインショップ「GreenSnap STORE」は、初心者からベテランの人まで楽しめるよう、観葉植物や多肉植物、塊根植物、鉢花、ガーデンツールなど、幅広い商品を取り扱っている。植物は生産者・市場から直送しており、市場のスタッフや生産者など植物のプロが答える育て方サポートも提供している。

「GreenSnap STORE」好調の要因

外出自粛やリモートワークの普及によってライフスタイルが変化し、「自宅に植物を置きたい」との需要が増え、園芸業界では著しい成長が見られると言う。「GreenSnap STORE」では、利用者とのコミュニケーションやGreenSnapアプリの投稿内容などからユーザーのライフスタイルの変化を的確に捉え、早くからニーズに沿った商品開発やサービス提供を行っている。

前年同期比670%成長の要因として挙げられているのは下記の通り。

1.生産者や市場との提携による直送商品

ラインナップの中でも人気の高い生産者直送の商品は、購入者が鮮度の高い状態で商品を受け取ることができる上、生産者の顔やこだわりが直接見える購入体験ができると好評を得ている。全国各地の18の生産者と契約しており(2021年12月21日時点)、「GreenSnap STORE」での取扱商品数は1165種類(2021年11月末時点)にまで増加している。

2.GreenSnapオリジナル商品の開発

同社は2021年に初めて「GreenSnap」オリジナル商品を開発し、園芸初心者向けの商品を2つリリースしている。1つは、土を使わずスポンジで育てる観葉植物「Table Plants(テーブルプランツ)」で、2021年9月に発売してから約2カ月半で累計販売数が1,000個を突破。もう1つは、サステナブルな鉢カバー「Re:af(リーフ)」で、部屋のインテリアに馴染むデザインと地球に優しいリサイクル素材を使用している点が人気を得ている。どちらも、今まであまりなかった「園芸初心者向け植物」というニーズを捉えたヒット商品となっている。

Table Plants

Re:af

3.購入前後の「育て方サポート」

市場のスタッフや生産者など、植物のプロが育て方についての相談を受ける「育て方サポート」サービスを提供。購入前の不安や、購入後うまく育たないときの悩みを解決する手伝いをしている。地域や気候などの環境によって、同じ植物でも適した育て方が異なる場合があり、自身で調べるだけでは解決が難しいケースも少なくない。専門家の意見を聞けることから、リピーターが多いのも特徴だ。

「植物に興味が湧いたのに何を買ったらいいかわからない」「どう育てていいかわからない」という悩みを解決するために、UGCを使った植物のシーン提案、Webサイトを通じた育て方に関する情報の提供、GreenSnapアプリを通じたサポートなどを行っていくとのこと。さらに、将来的にはGreenSnap上でのデータを活用し、ユーザー一人ひとりのライフスタイルに合った植物を提案していくと言う。

GreenSnap株式会社 公式サイト

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