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仮想空間で就活の相談ができる「就活メタバース」がリリース

最終更新日:2021.12.24

ポート株式会社は、次世代のマッチングサービスとして、メタバースを活用した就活相談サービス「就活メタバース」を正式にリリースした。

昨今、Meta社他、バーチャルSNSなど仮想空間市場への新規参入が相次ぎ、メタバースを一つの「働く場所」として活用する例も見られるようになっている。メタバースが大きな広がりを見せる中、同社は次世代の面接プラットフォームを目指すと言う。

目次

オンライン面接の課題解決に期待

新型コロナウイルス感染症の拡大とともに就職活動のオンライン化が急速に進行し、多くの企業がオンライン面接を導入。しかし、オンライン面接は対面と比較して人柄やパーソナリティが伝わりづらいという課題がある。

ポート社は、2021年11月から、就職活動の様々な場面において、メタバースを活用した新しい就活体験のテストマーケティングを数多く実施している(※1)。中でも、仮想空間での説明会や面接は、よりリアルに企業と学生がコミュニケーションをとれる場として、導入が加速するだろうと予測。そこで、サービスの第一弾として、メタバースを活用してキャリアアドバイザーが就職相談サービスを提供する「就活メタバース」の正式リリースに至ったと言う。

※1:メタバースを活用したマッチングDX事業の実証実験の開始

対面で会話をしているようなリアルな仮想空間を構築

「就活メタバース」は、バーチャルプラットフォームを活用した就職相談サービスだ。オンライン面談とは異なり、まるで対面で会話をしているようなリアルな仮想空間を構築し、キャリアコンサルタントが就職活動の悩みをヒアリング。就活生の希望に沿ったキャリアプランの提案、人材紹介サービス等を提供する。

利用するプラットフォーム「Spatial」は、没入型のワークスペースを提供しており、VR/AR機器に加えPCやスマートフォンからも参加できるリモートコラボレーションプラットフォーム。既に海外では数多くの企業に採用されており、日本企業での提携事例もあり、今後も技術革新やユーザーの増加が見込めると言う。

▲メタバース上での面談の様子。仮想空間の中ではアバターとなった自分自身を動かし、移動やアクションを行うことができる。

メタバース空間での面接プラットフォームの開発等も積極的に検討

まずは、「就活メタバース」を通じた会員数の増加や人材紹介サービスによる売上増加を目指し、いち早く本サービスを確立させ、今後はメタバース空間での面接プラットフォームの開発等についても積極的に検討を進めるとのこと。また、メタバースの今後の急速な普及の可能性を鑑みて、各領域のマッチングDX事業への新たな展開についても積極的に検討している。

業界初!メタバースを活用した就活相談サービスを正式リリース

 

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