インサイトを収集・分析するキャラクターAIチャットボットの開発・展開が可能に。rinnaと電通、AIキャラクターの法人向けソリューション提供で協業を開始

AIキャラクターがお客様との雑談を通じてインサイトを収集・分析

rinnaは、AIサービスの研究や開発などを行う企業。会話内容をカスタマイズし、キャラクター性を持たせたAIキャラクターを開発できる法人向けプラットフォーム製品「Rinna Character Platform」を提供している。電通はそんなrinnaのISV（Independent Software Vendor）パートナーとして、Rinna Character Platformの販売について協業してきた。

今回の協業で実現するのは、キャラクターAIチャットボットを開発・提供するソリューション。「Rinna Character Platform」の雑談機能「タマシル（Tamashiru）」と、電通のAI自然対話プラットフォーム「Kiku-Hana」の「Smart Interviewer（スマートインタビュアー）」機能を組み合わせて開発・提供する。企業が「AIキャラクター」を用いて利用者と会話を交わしながらインサイトを収集し、雑談によって利用者に楽しい時間を過ごしてもらうキャラクターAIチャットボットを開発・展開できるようになる。

このソリューションを利用して、トヨタ自動車株式会社とrinna、電通が共同で開発を行ったサービスを、一部のトヨタ販売店にて試験運用を開始する。

今回試験運用されるサービスは、「Rinna Character Platform」と「Kiku-Hana」を使用して構築したAIキャラクター「That’sくん」と会話ができるもので、ゲームや占い、クイズ、雑談といった複数のコンテンツを提供する。販売店に来店した利用者は、車両点検やオイル交換作業の待ち時間に店舗内から自由にサービスにアクセスし、コンテンツを楽しむことができる。また、販売店は、雑談を通じてお客様のインサイトを収集・分析し、サービス品質やお客様満足度の向上につなげることができる。

▲店舗接客用サービスの販売店での利用イメージ

▲That’sくんキャラクターイメージ

【サービス利用可能なトヨタ販売店】
今回のサービスは下記販売店にて提供される予定。

• ネッツトヨタ帯広株式会社
• ネッツトヨタ富山株式会社

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