bravesoft株式会社は、リアルタイムに集計結果を見られるWebサービス「Live!アンケート」においてユーザーID連携APIをリリースし、外部サイトのユーザーデータとLive!アンケート参加者データが連携可能となるアップデートを2022年1月12日に実現した。これにより、イベントの参加者の「誰が」「どのような」アンケート回答をしているかを把握できるようになる。
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イベントやセミナー、ライブ配信でリアルタイムにアンケートを取れる「Live!アンケート」
「Live!アンケート」は、イベントやセミナー、ライブ配信などで活用できるリアルタイムアンケートシステム。アンケートの作成方法はシンプルで、「投票」か「Q&A」または「クイズ」を選択し、設問を設定するだけで利用できる。参加者はQRコードかパスコードを入力するだけでアンケートに参加できるため、ログインは不要。
以下のようなユーザー、シーンに合うサービスとなっている。
おすすめのユーザー
- 新型コロナウィルス感染症の影響で社内会議からリモート会議への変更を検討している企業
- 気軽にライブ配信をしながら視聴者と双方向のコミュニケーションをとりたい人
- ライブ配信を盛り上げたい動画配信クリエイター
おすすめのシーン
- 社員全員を巻き込んだ投票やQ&Aセッションを盛り上げたい時
- 質疑応答の時間に静かになってしまわないようにしたい時
- イベントの企画提案を検討する時
- 配信時に視聴者とインタラクティブなコミュニケーションを取りたい時
- アンケートの用意、回収などコスト効率を最大化したい時
ユーザーID連携API開発の背景
Live!アンケートは、2019年7月のリリースより、5,000社以上の企業に登録、利用されている。中でも、全社集会、社内研修、セミナー、懇親会など、一度に多くのメンバーが集まる企画において、エンゲージメントを高めるために利用される機会が増えていると言う。
今回、汎用的なインターフェース仕様を策定し、ユーザーID連携APIを開発・リリースした背景には、オンラインでの利用が増え、「イントラネットやセミナーサイトにログインしているニックネームやIDとアンケートの回答を突合したい」というニーズが多く挙げられたことがある。
導入イメージ
※ 導入サイトには当社が定めた仕様に沿ってデータ送信の開発が必要
※ API連携が可能なプランはエンタープライズプランのみ
API経由でユーザーIDを連携すると、Live!アンケートの回答CSVに「ニックネーム」や「元サイトのUID」などを格納した形で、データをダウンロードできるようになり、参加者の「誰が」「どのような」アンケート回答をしているかなど、定量的な情報の把握が可能となる。また、ユーザーログインを必須にすると、より精度の高いアンケート回答を取得できるとのこと。