SNSトレンドとZ世代のインサイトの研究機関「memedays(ミームデイズ)」は、「10代女性の2022年トレンド予測」に関する調査を実施した。トレンドとなるキーワードを予測するにあたり、10代女性が回答した「2022年に流行しそうなもの」の中から、特に注目すべきものをmemedaysで選出。「芸能人・インフルエンサー」部門と「エンタメ・アイテム」部門でまとめて発表している。
目次
「芸能人・インフルエンサー」部門予測
「K-POP第四世代」
「K-POP第四世代」は、2000年代生まれの若いメンバーを中心に構成されたグループを指し、筆頭格には「ITZY(イッチ)」、「aespa(エスパ)」、「TXT(TOMORROW X TOGETHER)」、「ENHYPEN(エンハイプン)」らが挙げられる。すでに韓国内で次々と輝かしい記録を打ち立てている「K-POP第四世代」の人気は、日本でもさらに高まっていくだろう。さらなる新しいスターの誕生にも期待が持てる。
「ゆら猫」
「ゆら猫」は、緑髪のメッシュとダークな雰囲気のメイクがトレードマークのTikToker。発信を始めてから8カ月でフォロワー数が100万人を超え、驚異的なスピードでファンを増やしている。元アイドルという経歴を持ち、「踊ってみた」動画は毎回大きな反響を得ている。
「むくえな」
「むくえな」は幼馴染の女性2人によるYouTuber。ひたすら好きなものを食べながら雑談を行う、ゆるい動画をアップしており、「等身大で共感できる」との理由から支持されている。
「ばんばんざい」
「ばんばんざい」は、ドッキリ、大食い、歌ってみたなどを投稿している男性1人、女性2人の男女3人組YouTuber。2021年8月に登録者数100万人を突破している。特にメンバーの「るな」は10代に絶大な人気を誇るリアリティー番組「今日、好きになりました」(AbemaTV)に出演したことで高い知名度を得ている。
「nanakoななこ」
Z世代美容系インフルエンサーの「nanakoななこ」は、発信当初は現役女子大生として親近感のある動画で人気を博し、今や若年層の美容購買行動に大きな影響を及ぼすほどになっている。
「エンタメ・アイテム」部門予測
「君が落とした青空」
2022年2月に公開予定の映画『君が落とした青空』は、女子中高生に人気の読書アプリ「野いちご」で“切ない小説ランキング”第1位を獲得した同名作品が原作。注目の若手俳優・福本莉子と松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)がW主演を務める。2021年に10代にヒットした映画といえば『花束みたいな恋をした』が記憶に新しいが、それに続くヒットとなるか注目の作品。
「吸血鬼すぐ死ぬ」
『吸血鬼すぐ死ぬ』は、『週刊少年チャンピオン』で連載中の漫画作品で、2021年10月よりテレビアニメも放送中。個性派なキャラクターたちが見どころで、作中のセリフなども今後の流行につながっていく可能性があるとのこと。
「おそ松さん」
2016年頃に社会現象を巻き起こした「おそ松さん」が、2022年3月にSnow Man主演で実写映画化されることから、再びSNS上の話題を席巻するのでは、と予想されている。
「囲み目メイク」
メイクの分野からは「囲み目メイク」が選出。2021年は10代女子の間で平成ギャルがトレンド化し「ロングブーツ」や「ルーズソックス」が流行したが、その流れからアイライナーで目の周りを強調するギャルメイクに注目が集まっている。芸能人・インフルエンサー部門でも言及した韓国のガールズグループ「aespa」のサイボーグ感のある囲み目メイクもSNSで話題。
「Y2Kファッション」
ファッションでは「Y2Kファッション」が選出。2000年頃に流行したファッションを指し、お腹見せトップス、ミニスカート、カラフル、ビーズアクセサリーなどが挙げられる。メイクと同じく平成ギャルの流れを汲んでいる。
【調査概要】
- 調査対象:15~19歳 女性604名
- 調査日:2021年11月16~17日
- 調査方法:インターネット調査
※SNSやYouTubeでのUGC数、フォロワー数、再生回数、チャンネル登録者数は、12月7日時点のもの。
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