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3月は「サンドイッチデー」がチャンス?2月~4月の記念日の世代別認知度と態度がわかる「Z・ミレニアル・氷河期・バブル世代 アニバーサリーリサーチ」

最終更新日:2022.02.10

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行う株式会社ネオマーケティングは、全国の16歳~60歳の男女1000人を対象に「2月~4月のモーメント(※)」をテーマにインターネットリサーチを実施。「Z世代」「ミレニアル世代」「就職氷河期世代」「バブル期世代」に分けて、2月~4月のそれぞれの記念日や催事に関する認知、参加意向の有無を比較したところ、世代ごとの意識の違い、共通する部分がみられたという。モーメントは多くのユーザーに投稿を見てもらえる機会でもあるため、参考にしてみてはいかがだろうか。

※モーメント:SNS等で多くの生活者が特定のテーマで盛り上がる瞬間のこと

目次

調査を行った2月~4月のモーメント

本調査でヒアリングが行われた2月~4月のモーメントは次の通り。

※本調査における世代の定義
Z世代:1996年~2005年生まれ(現在16~25歳)
ミレニアル世代:1981年~1995年生まれ(現在26~40歳)
就職氷河期世代:1971年~1980年生まれ(現在41~50歳)
バブル期世代:1961年~1970年生まれ(現在51~60歳)

2月の記念日

2月の記念日の認知度

知っている2月の記念日に関する調査では、2月14日「バレンタインデー」について世代差が顕著に見られる結果となっている。バブル期世代は82.4%、就職氷河期世代は73.2%、ミレニアル世代は64.8%、Z世代は61.2%と、年代が下がっていくにつれてその認知度は下がる傾向にある。Z世代とバブル期世代では21.2ポイントもの差が生じており、バレンタインに対する若い世代の意識の変化がみられる。

一方、近年耳にすることが増えた2月22日「猫の日」の認知度はどの世代も20%前後を獲得。2月9日「肉の日」や2月2日「夫婦の日」といった日付のゴロ合わせになっている記念日は、どの世代においても比較的認知度が高い傾向がみられている。

SNSで共有したい・イベントに参加したい2月の記念日

「バレンタインデー」について、イベントへの参加意向は世代が上がっていくにつれて下がる傾向にあるが、就職氷河期世代までは30%台をキープしている。また、「猫の日」については特にZ世代の関心が高く、「SNS等で共有したい」「イベントがあれば参加したい」と回答した割合はそれぞれ48.9%、64.4%と高い割合を獲得している。

※…n=30s未満20s以上の項目。(上のグラフの割合は、「興味がある」と回答した方をベースにしている。また、n=20s未満は表記していない。)

3月の記念日

3月の記念日の認知度

3月の記念日の認知度は、どの世代も「ひな祭り」「ホワイトデー」「春分の日」の3つが高い結果となっている。一般的にもメジャーなこれら3つの記念日は、世代が上であるほど認知度が高くなっており、特に「ひな祭り」はバブル世代で85.6%の認知度を獲得している一方で、Z世代は62.0%と、23.6ポイントの差がみられる。

反対に、「マヨネーズの日」や「サンドイッチデー」など、就職氷河期世代とバブル期世代では認知がほぼないのに対し、Z世代とミレニアル世代の約3%~5%が認知している記念日もある。

SNSで共有したい・イベントに参加したい3月の記念日

全世代での認知度が0%~3%前後と低い「サンドイッチデー」に「イベントがあれば参加したい」と答えた割合が、Z世代とミレニアル世代、就職氷河期世代において比較的高くなっている。特にミレニアル世代のイベント参加意向は「ひな祭り」や「ホワイトデー」を抑え、43.3%と最も高い割合となっている。「SNS等で共有したい」と回答している割合も28.6%~53.6%と高い。

※…n=30s未満20s以上の項目。(上のグラフの割合は、「興味がある」と回答した方をベースにしている。また、n=20s未満は表記していない。)

4月の記念日

4月の記念日の認知度

「エイプリルフール」の認知度が圧倒的に高く、バブル期世代では93.2%もの割合を獲得している。年代が下がっていくにつれて「エイプリルフール」の認知度は下がるものの、Z世代でも約70%の認知度をキープしている。

テーマパークのイベントとして開催されていることがある「イースター」は、Z世代が15.2%、ミレニアル世代は16.0%、就職氷河期世代は10.0%、バブル期世代は11.6%と、20~30代の若い世代と40~50代の中高年世代での認知の差がみられる。

SNSで共有したい・イベントに参加したい4月の記念日

Z世代の「エイプリルフール」のSNS共有意向が52.9%と非常に高く、ミレニアル世代の26.9%よりも26ポイント高い。SNSでの拡散を狙うにあたり、「エイプリルフール」はやはり有効なテーマといえるだろう。

また、Z世代の4月のイベント参加意向については、「イースター」が「エイプリルフール」よりも7.2ポイント高い46.9%を獲得している。

※…n=30s未満20s以上の項目。(上のグラフの割合は、「興味がある」と回答した方をベースにしている。また、n=20s未満は表記していない。)

【調査概要】

  • 調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
  • 調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の16歳~60歳の男女
  • 有効回答数:1000名
  • 調査実施日:2022年1月19日(水)~2022年1月20日(木)

調査の詳細ダウンロードページ:https://neo-m.jp/investigation/3494/

全国の16歳~60歳の男女1000人に聞いた「Z・ミレニアル・氷河期・バブル世代 アニバーサリーリサーチ」

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