facebook twitter hatena pocket 会員登録 会員登録(無料)
Webマーケティング

【無料・有料別】メルマガ配信ツール8選|選定時のポイント

最終更新日:2022.05.26

メルマガ(メールマガジン)は、メールマーケティングの手法の一つで、定期的に多数のユーザーとコミュニケーションを取ることができる施策です。一度に大量のメルマガを配信する際は、ツールを活用したほうが効率よく運用できます。
メールマガジン施策の効果を最大化するためには、「適切な相手やタイミングを選択し、メールを送ること」「どのような効果が出たのかを確認すること」が重要であり、メルマガ配信ツールは、そうしたポイントを押さえる上でも欠かせません。
そこで今回は、メルマガ配信ツール選定時のポイントと、おすすめのツールをご紹介します。

 POINT
・メルマガ配信ツールはクラウド型・ソフトウェア型の2種類。
 受信拒否されにくいのはクラウド型

HTML配信ができると、視覚的な訴求を強化できる
・メルマガ配信ツールは、無料・有料ツールが豊富で機能はさまざま
(メールアドレスの自動登録、セグメント機能、開封率測定…etc.)

・メールの開封率開封時間、URLのクリック率の測定など、自社に最適な効果測定ができることが大切

目次

メルマガ配信ツール選定時のポイントとは

メルマガ配信ツールには、セグメント配信機能や管理機能など、さまざまな機能があります。
ここでは、メルマガ配信ツールの選定時にチェックすべき点を見ていきましょう。

クラウド型かソフトウェア型かをチェック

ツールの形態 ソフトウェア型 クラウド型
利用方法 PCにインストールし、利用 PCにインストールせずに利用できる
PCの依存 高い ない
メールを受信拒否されるリスク 高い 低い
セキュリティ対策 PCそのもののセキュリティに依存 提供会社が対策

メルマガ配信ツールは大きくクラウド型とソフトウェア型に分かれています。

ソフトウェア型はPCにインストールして利用するタイプのツールです。
PCにインストールして使用するため、スペックが低い場合、一度に可能なメールの配信数は少なく、配信速度は遅くなります。PCが故障してしまうと、当然ながらメールの配信は行えません。
また、セキュリティもPCに依存するため、情報漏洩がないよう、自分で対策を講じる必要があります。
メールの受信を拒否されやすい点もソフトウェア型の注意したい点です。特定のIPアドレスから大量のメールを配信するため、IPアドレスの拒否が原因でメールが届かないおそれがあります。

クラウド型はPCへのインストールは不要で、ツール提供会社のサーバーを介してメールの配信を行います。そのため、PCが故障した際もメールの配信は可能です。
複数のIPアドレスで並列配信を行うなど、スパム対策がなされているものが多く、ソフトウェア型に比べてメール到着率が良いという特徴もあります。
また、ツール提供会社がセキュリティ対策を行っているため、特別な対策は不要です。

HTML配信ができるかどうかをチェック

ツール選定時は、HTMLメールを使用できるかどうかも確認しましょう。
HTMLメールは画像を添付でき、視覚的に商品やサービスを訴求することが可能です。
また、HTMLメールは開封率を確認することができますが、テキストメールでは確認できません。

効果測定ができるかチェック

商品・サービスの宣伝やサイトの集客数増加といったメルマガの効果を最大化するためには、効果測定を行い、配信したメールの課題と改善策を見つけていくことが大切です。メールの開封率、本文に記載しているURLのクリック率、開封時間や曜日の集計などができるツールを選定するのがポイントです。

無料のメルマガ配信ツール4選

メルマガ配信ツールには、手軽に無料で使えるものがあります。
ここでは、無料で使えるツールを4つご紹介します。

まぐまぐ!

株式会社まぐまぐが運営しています。数あるメール配信システムの中でも知名度が高いツールです。
最大の特徴は、メールの配信数に制限がないことです。
ビジネス利用も可能ですが、ユーザーのメールアドレスを自動で登録する機能やステップメールは使用できません。

画像出典:まぐまぐ!

melma!

ユニティ株式会社が運営している配信サービスで、メールの配信数に上限がありません。
発行手順が簡単なので、メルマガ配信初心者におすすめです。ただし、メルマガ配信が可能か否かの審査を受ける必要があります。

画像出典:melma!

オレンジメール

株式会社オレンジスピリッツが運営するメール配信システムです、
クラウド型のメルマガ配信ツールで、配信先が100件までなら無料で利用できます。
セグメントに分けた配信、本文への名前の差し込み、クリック解析などを無料で利用できる点が強みです。

画像出典:オレンジメール

Benchmark Email

株式会社ベンチマークジャパンが提供するツールです。
毎月250通まで無料で利用できます。ドラッグ&ドロップで簡単にHTMLメールが作成できる上、ステップメールやリスト管理、セグメント機能なども利用可能です。

画像出典:Benchmark Email

有料のメルマガ配信ツール4選

ひと口に有料と言っても、ツールによって料金体系や機能は異なります。
おすすめの有料メルマガ配信ツールを4つご紹介します。

楽メール

株式会社ウェブロジックが提供する配信システムです。
料金は2万9800円(税込み)の買い取り型で、手持ちのレンタルサーバーに設置します。そのため、設置後のランニングコストがかかりません。ステップメールや記念日メールなど、多様なメール配信サービスがあります。
費用対効果が高く、メルマガを導入したことのない企業にもおすすめです。

画像出典:楽メール

アスメル

株式会社レジェンドプロデュースが運営するクラウド型のメルマガ配信システムです。
初期費用1万5750円、月額費用は3333円で、配信時間設定やHTML配信が可能です。また、ストーリー数、配信数、登録リスト数はいずれも無制限で利用できます。

画像出典:アスメル

める配くん

株式会社ディライトフルが運営するメール配信システムで、クラウド型のツールです。
「める配Free」であれば、初期費用・月額ともに0円で、登録アドレス数120件、月間配信数500通まで利用することができます。アドレスの件数とメルマガの配信数を増やしたい場合は、初期費用8000円(税別)、月額1886円(税別)から希望のプランを選べます。自社の配信数に合わせてツールを利用でき、無駄なコストを省くことができるでしょう。
また、Twitterと連携し、配信したメールをTwitterに投稿することも可能です。

画像出典:める配くん

ワイメール

株式会社イグレックスが運営するメルマガ配信システムで、クラウド型のツールです。初期費用1万500円、月額4980円から導入できます。ステップメールやエラーアドレス削除設定、クリック・開封率測定、個別メール文作成など、60以上の機能を備えています。なお、利用にあたって、14日間の無料試用期間があります。

画像出典:ワイメール

自社に最適なツールの選定がメルマガ運用成功の鍵

メルマガ配信ツールを選定する際は、配信するメールの数や必要な機能を書き出しておきましょう。また、クラウド型とソフトウェア型のどちらが良いのかについても、あらかじめ検討しておきます。
メルマガ配信ツールには、それぞれ多種多様な特徴があり、自社の目的やサーバー環境と合ったものを用いることが大切です。自社にとって最適なツールを選定できるよう、今回ご紹介したポイントを意識してみてください。

記事執筆者

Marketing Native編集部

Marketing Native(マーケティングネイティブ)は株式会社CINC(シンク)が運営しているメディアです。 CMOのインタビューやニュース、Tipsなど、マーケターに役立つ情報を発信しています。
X:@market_native
Marketing Nativeについて
週2メルマガ

最新情報がメールで届く

登録

登録