モバイルオーダープラットフォームの開発・提供を行う株式会社Showcase Gig(ショーケース・ギグ)は、2021年12月15日より、グローリー株式会社と東京・原宿に出店する次世代フルーツオレ専門店「The Label Fruit(ラベルフルーツ)」を共同で運営する。2社は2021年1月に資本業務提携を行っている。
「The Label Fruit」はモバイルオーダーにより、ボトルや味をパーソナルカスタマイズ。購入者は、デジタルアート演出が楽しめるスマートロッカーで商品をピックアップする。
※2021年12月15日(水)にオープンしたため、情報を一部修正いたしました(2021年12月17日)。
目次
“Z世代”の消費動向を捉え、新たな消費体験を提案する「The Label Fruit」
実店舗にオフラインならではの「体験」が求められる今、安全性と効率性が備わった「非対面・非接触」や、独自のアイデンティを表現できる「自分だけの商品・空間」へのニーズが高まっている。
2012年の創業以来、飲食店向けにモバイルオーダープラットフォームの開発・提供を行ってきたShowcase Gigは、実店舗運営にも挑戦し、2016年にはモバイルオーダーのモデル店として「THE LOCAL COFFEE STAND」を出店したほか、2019年にはサントリー食品インターナショナル株式会社との共同プロジェクト「TOUCH-AND-GO COFFEE」のシステム開発も手掛けている。
今回オープンする「The Label Fruit」では、新しい価値観を持つZ世代(※1)をメインターゲットとし、既存のニーズに応えるだけでなく、コロナの影響で一層注目が増す「推し活」(※2)をはじめとした“Z世代”の消費動向を捉え、新たな消費体験を提案する。
※1 :アメリカで誕生した世代分類を指す言葉「ジェネレーションZ(Generation Z)」の訳語として、日本で広まった区分呼称。一般的に1990年半ば〜2010年代生まれの世代を指す。
※2:株式会社クロス・マーケティング『「推し」に関する調査』によると、新型コロナ拡大後に、新たに「推し」始めたものがある人は約2割、20代では4割を超える。
「The Label Fruit」の特徴
モバイルオーダーで注文・決済を完結
商品はすべてスマートフォンから注文・決済する。注文用WebサイトはShowcase Gigが提供する「O:der(オーダー)プラットフォーム」を全面活用しており、Google MapやInstagramアカウントなどからアクセスが可能。また受取時間を指定することができるため、店頭で待つこともない。
※注文ページは店舗オープン日に公開予定。
ボトルも味も自分仕様、自分好みに
モバイルオーダー時には、ボトルラベルやフルーツオレの味を自分好みにカスタマイズすることが可能。フルーツオレの材料の配合やボトルのラベルデザインを好みに合わせてカスタマイズし、自分だけのオリジナル商品として購入できる。
スマートロッカーで受取時も楽しめる空間を演出
商品はグローリーと共同開発した店内のスマートロッカーで受け取る。さらにパーソナライズシステムにより、受取時のスマートロッカー上で「自分だけの」デジタルアート演出を楽しむことができる。
「The Label Fruit」データ取得・活用施策
「The Label Fruit」店内に設置したカメラとAIBeacon(※3)で、利用者の属性情報をDMPへ蓄積し、消費者の利便性向上のためのマーケティング活用および新たな販促施策の考案を行う。さらに店内では壁一面をスクリーンにした迫力あるプロジェクター映像を映し、映像への注目度の検証も行う。
※3:「AIBeacon」とは、株式会社アドインテが独自開発するWi-FiセンサーとiBeaconが一体となったIoTセンサーを指す。
「The Label Fruit」店舗概要
- 店舗名称:The Label Fruit(ラベルフルーツ)
- オープン日:12月15日
- 場所:東京都渋谷区神宮前6-3-5 NCビル1F
- アクセス:東京メトロ「明治神宮前駅」徒歩2分、JR「原宿駅」徒歩5分
- 公式Instagram:@thelabelfruit
店舗外観。次世代的な世界観を表現するインテリアの設計デザインはDRAFT Inc.が担当。 デジタルアート等におけるクリエイティブ表現はショーケース・ギグと株式会社バスキュールが共同で制作。
※Google及びGoogle Mapは、Google LLCの商標。
※Instagramは、Instagram,LLCの登録商標。
※AIBeaconは、株式会社アドインテの商標。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標。