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FABRIC TOKYOがなかなか買えないECサイトをオープン。希少生地をじっくり選んでオーダーメイドできる「WHITE FRIDAY 2021」を期間限定で開催中

最終更新日:2021.11.22

カスタムオーダーアパレルブランドのFABRIC TOKYOが、12月5日(日)まで「WHITE FRIDAY 2021」を開催中。ブラックフライデーのタイミングに合わせ、ストーリーをじっくり読んでしっかり理解してもらうための「なかなか買えないECサイト」を公開し、商品化されず生地工場や問屋に眠っていた生地を使ったオーダーアイテムを販売する。

何でもワンクリックで購入できるのが当たり前の時代に、あえて手間のかかる購入体験を提供することで、普段の消費行動を見直し、長く愛用できる一着に出合う機会を提供する試みだと言う。

目次

「WHITE FRIDAY」の概要

「WHITE FRIDAY」は「商品化されず、工場に眠る良質な生地」を使ったオーダーアイテムをお客さまへ届けるFABRIC TOKYO独自のキャンペーン。ブラックフライデーに合わせて2018年から実施されている。生産者が想いを込めて作った生地がブランド側の事情で商品化されずに長期在庫となって廃棄処分されてしまう状況を、少しでも改善するために始められたもの。

通常、スーツを大量生産するには数千メートル単位で生地の確保が必要となるが、オーダーメイドでスーツなどのビジネスウェアを提供するFABRIC TOKYOでは、数メートル単位で商品化が可能。例えば、生地が3メートルあればスーツを上下作ることができ、2メートルあればジャケットが縫製できる。

衣服ではなく生地に焦点が当てられている本企画は、生地ごとの生産者の想いや開発背景などのストーリーを読み進め、専用フォームに必要事項と共感コメントを記入することで、購入することができる仕組みになっている。紹介される生地の数は19シリーズ、44種類あり、いずれも高品質で希少性の高いものばかり。ユーザーが記入した共感コメントは、FABRIC TOKYOを通して作り手の生産者に届けられるとのこと。

WHITE FRIDAY 2021 の特徴

1.なかなか買えないECサイト

ECサイトと言えば、いかに簡単に注文できるかが重視されやすいが、本企画ではその逆を行く。「商品の個性と魅力を十分に理解した上で買い物をしてほしい」との想いから作られたのが、簡単には「ポチる(※)」ことができない、買うまでに手間のかかるECサイトだ。

大量消費、大量廃棄の問題にもつながり得る「ポチる」消費行動を防ぎ、作り手の想いも含めた商品の価値にあらためて向き合う機会の提供を試みると言う。

※ オンラインショップなどで、商品の購入ボタンをクリックするという意味で用いられるインターネットスラング。スイッチを押す際の「ポチッ」という音に由来するとされる。

2.価値ある19シリーズ、44種類の生地でオーダーメイド

WHITE FRIDAY 2021で紹介されるのは、FABRIC TOKYOのメンバーがパートナーの生地工場、3つの生地問屋に直接足を運び、生産者と対話して発掘した、日本、イタリア、イギリスなど世界的な生地の名産地で作られた生地。19シリーズ、色柄のバリエーションを含め44の生地があり、中には4メートルしか存在せず、極めて希少性が高いものもある。

ナポレオン一世が絵画で着用しているジャケットの生地を再現する壮大なプロジェクトから生まれた国産の生地、アラブの民族衣装のために作られた上質なウール、名水で知られる岐阜県大垣市の工場にて日本の職人が手がけた発色の良い生地など、バラエティに富んだラインナップとなっている。生地一覧ページにて、それぞれが持つ背景とともに紹介されている。

WHITE FRIDAY 2021 特設ページ

日本初!?「なかなか買えないECサイト」をブラックフライデーに合わせオープン FABRIC TOKYOが、「WHITE FRIDAY 2021」を本日より期間限定で開催

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