2018.11.26

Facebook Messengerに送信取り消し機能が追加!Twitterの投稿編集機能はまだ?

マーケターの中には、Messengerでビジネス上のやり取りを行っている方もいるでしょう。Messengerではこれまで、送信したメッセージや写真を自分の履歴から削除できても、送信相手の受信トレイから消すことはできませんでした。しかし、2018年11月14日に米メディアで一部の国で送信取り消し機能が運用開始されたことが報じられており、注目を集めています。日本ではまだ利用できない機能ですが、その概要と機能が搭載されるに至った背景についてご紹介します。

目次

ついに搭載されたメッセージ送信取り消し機能


画像素材:Rawpixel / PIXTA

2018年11月14日時点でMessengerに送信取り消し機能が搭載されたのは、ポーランドとボリビア、コロンビア、リトアニアといった国々です。その他の国々でも近々リリースされる予定であると報じられており、日本のユーザーはまだ使用できません(2018年11月26日時点)。

取り消し機能の概要は次の通りです。

  1. Messengerでメッセージを送信した後、10分以内に該当メッセージを長押しする。
  2. 「Copy(コピー)」「Remove(削除)」「Forward(転送)」という選択肢が出てくるので、「Remove(削除)」をタップする。
  3. 「Remove for Everyone」「Remove for You」のどちらかを選ぶことができ、「Remove for Everyone」を選択すると、本当に削除して良いかを確認するメッセージが表示される。
  4. 「Remove」をタップすると、チャットに参加している全員の受信箱から該当メッセージが削除され、メッセージがあった部分には「You removed a message」という一文が残る。

ちなみに、「Remove for you」を選ぶと自分の受信箱からメッセージが削除されるだけで、相手側にはメッセージが残っています。削除できるのはテキストメッセージだけでなく、写真や動画、URLなども送信の取り消しが可能です。削除されたメッセージは一定期間のみコピーが保存され、違反の報告を受けた場合などに確認できるようになっています。嫌がらせなどを受けた人が規定違反を報告した場合に、元のメッセージが削除されてしまい、Facebookが確認できなくなるのを防ぐためのようです。

Messengerに送信取り消し機能が搭載された経緯

Messengerでは2016年より、秘密のスレッド機能でタイマー付きのメッセージを送付できるようになっていました。通常のスレッドとは異なる秘密のスレッド上でメッセージを送ると、相手の既読後、タイマーで設定した時間が経過すると、メッセージが消えるという機能です。タイマーは5秒~1日で設定できますが、メッセージ自体の取り消しができる機能とは少々異なります。

▲秘密のスレッド機能

FacebookがMessengerの送信取り消し機能を搭載するに至ったのは、2018年4月5日にTechCrunchが報じた出来事が関係しています。Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグ氏や役員がMessengerで送信した過去のメッセージの一部が、受信者の受信トレイからこっそり削除されていることが明らかになったのです。Facebook側は企業の機密保持のために行ったことを主張しましたが、削除されたメッセージは秘密のスレッドで送られたものではなく、通常のスレッドにあった過去のメッセージです。「私たちは過去のメッセージを削除できないのに、なぜザッカーバーグやFacebookの役員はできるのか?」――おそらくこういった不信感がユーザーに広がるのを避けるため、Facebookは翌4月6日には数カ月以内に取り消し機能を提供する旨を発表するという異例のスピード対応を行いました。

それから半年後の10月にTechCrunchが取り消し機能のプロトタイプが作成されている旨を報じるまで、取り消し機能に関する発表はありませんでした。そして11月14日、一部の国で正式に取り消し機能がローンチされたのです。

Twitterにも編集機能は搭載されるか?

Facebook同様に運用している方が多いのがTwitterです。メッセージの送信取り消し機能とはやや毛色が異なりますが、ツイートの編集機能も多くのユーザーに待望されている機能の一つでしょう。

TwitterのCEOであるジャック・ドーシー氏は、11月12日にインドで行われたイベントで投稿した内容の編集ボタンに関する質問を受け、回答しました。

ドーシー氏は、ツイートの誤字やURLのミスなどを修正したいためにユーザーの多くが編集ボタンを必要としていることは理解しているものの、リツイートした内容が後から修正される可能性を指摘。編集ボタンの機能を搭載するか否かについては、慎重な姿勢を示しました。

Because what happens with that, if I say something, like, I tweet something that you agree with, and you retweet that, and then I edit my tweet to something that you disagree with, you’ve retweeted now something that you disagree with, and that’s what we need to prevent.

出典:Twitter CEO Jack Dorsey Addresses Possibility of an Edit Function at Event in India Social Media Today

ツイートの編集機能に関しては、2016年にもドーシー氏がTwitter上で言及しており、いまだ実現には至っていません。悪意のある人が編集機能を使用しないとは言い切れませんし、Messengerのように編集できる時間に制限を設けたとしても、そのわずかな時間の間にリツイートされたり、いいねされたりする場合もあるでしょう。

FacebookやInstagramと違って、Twitterに投稿編集ボタンが搭載されるのは、まだしばらく先のようです。

参考
Messengerでメッセージ、スレッド、写真を削除するにはどうすればよいですか。 Facebookヘルプ
How to unsend messages in Facebook Messenger CNET
Facebook retracted Zuckerberg’s messages from recipients’ inboxes  TechCrunch
Facebook plans to let everyone unsend messages, will stop Zuckerberg until then  TechCrunch
Facebook prototypes Unsend 6 months after Zuckerberg retracted messages  TechCrunch
Facebook Messenger starts rolling out Unsend; here’s how it works  TechCrunch
Twitter CEO Jack Dorsey Addresses Possibility of an Edit Function at Event in India Social Media Today

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう