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AIでインフルエンザの流行を予報。JX通信社と日立社会情報サービス、「予報をもとに感染症を予防するライフスタイル」実現に向けた協創を開始

最終更新日:2022.01.07

株式会社JX通信社と株式会社日立社会情報サービスは、「予報をもとに感染症を予防するライフスタイル」の実現をめざした協創を開始する。日立グループで開発した「感染症予報サービス」を、JX通信社の「速報」に強みを持つニュースアプリ「NewsDigest(ニュースダイジェスト)」に連携させ、利用者に向けて、インフルエンザ等感染症予防のための自律的な判断に役立つ情報を提供するテストマーケティングを行うと言う。

両社は今回の取り組みで得られたデータをもとに、2022年度以降はインフルエンザワクチン接種の行動データなども組み合わせ、新サービスの企画など新たな価値の創造を推進するとのこと。

目次

協創によりインフルエンザ罹患リスクの軽減、将来の医療費抑制を目指す

日立社会情報サービスが推進する「予報をもとに感染症を予防するライフスタイル」の確立にむけた社会イノベーション事業にJX通信社が賛同。新型コロナウイルス感染者数のリアルタイム情報やニュース、事件・災害情報などの速報を配信する「NewsDigest」と「感染症予報サービス」の協創に至った。両サービスを組み合わせることで、より多くの利用者へ自律的な判断に役立つ情報を届け、適切な予防や行動の変化を促し、インフルエンザ罹患リスクの軽減・ひいては将来の医療費抑制を目指すとのこと。

テストマーケティングの概要

AIでインフルエンザの予報を行う対象地域は埼玉県全域として、以下の内容を2021年12月20日~2022年2月28日の期間で実施する。

  • 「NewsDigest」上に、【インフルエンザタブ】を新設。インフルエンザに関する情報を集約。
  • 「NewsDigest」上に「感染症予報サービス」を連携し、特定地域のインフルエンザ流行予測を配信。
  • インフルエンザ流行予測を「NewsDigest」より利用者にむけてプッシュ通知

「NewsDigest」とは

JX通信社が提供する「NewsDigest」は、ニュースや地震・災害など速報性が求められる情報のほか、鉄道運行情報のような生活に役立つ情報も提供するニュースアプリ。情報の圧倒的なスピードに定評があり、アプリのダウンロード数は現在500万を突破し、さまざまな賞を受賞している。アプリ内の「新型コロナ」特設タブでは、新型コロナウイルス感染症関連のニュース速報をまとめてチェックできるほか、「地域」タブでは住まいの都道府県における最新の感染者情報なども確認できる。

「感染症予報サービス」とは

日立社会情報サービスが提供する「感染症予報サービス」は、地域別の4週間先までの感染症罹患者数について、流行予測AIを活用し、予報情報を提供するサービス。2020年~2021年シーズンでは、埼玉県さいたま市の人口約132万人の市民を対象とした実証実験を行い、利用者の約70%が配信継続を希望する成果が得られたと言う。

株式会社JX通信社 公式サイト

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