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果物の購入金額の10%を農業の課題解決に活用。果物専門産直EC 「Bonchi」が新たな購入方法を提案するプロジェクトを発足

最終更新日:2022.01.19

日本の果物専門の産地直送オンラインストアを運営する株式会社Bonchiは、オンラインストア「Bonchi」にて、農業の社会問題を解決し、持続可能な未来を創るためのプロジェクト「Farm the FARMER.project」を発足させた。果物の購入金額の10%が農業問題の解決に活用される、新しい買い方を提案する。

目次

農業の問題を解決するためのプロジェクト「Farm the FARMER.project」

「Farm the FARMER.project」は、農家を育てることを目的とし、それに紐づく農業の問題を解決するために誕生したプロジェクトだ。

Bonchiによると、農業界には「伝統技術継承」「耕作放棄地再生」「災害時手当」という3つの大きな問題があり、この3つの問題を解決しなければ農家が減少し、日本の第一次産業はこれまで以上に早いスピードで衰退していくおそれがある。

  • 伝統技術継承問題:現在日本における農家の平均年齢は67才、20代の割合は1%と深刻な後継者不足となっている。
  • 耕作放棄地問題:日本の耕作放棄地は40年間で約4倍にまで増えており、主な原因として、農家の高齢化や後継者不足による農業人口の減少が挙げられる。
  • 災害問題:異常気象、台風、地震などといった自然災害が起きたとき、農家の収入が激減する。

Bonchiは消費者と一丸となり、未来に向けての農環境を整備すべく、直接的な方法で社会貢献を可視化させ、消費者がサステナブルな農業の一翼を担っていける形として、「Farm the FARMER.project」を創出した。

「Farm the FARMER.project」の仕組み

「Farm the FARMER.project」の仕組みは、Bonchiの売り上げの10%をプロジェクトに活用するというもの。例えば大玉桃6個 ¥6400が売れた場合、¥640がプロジェクトに活用されるといった形だ。プロジェクトの合計貢献金額は、BonchiのWebサイトにてリアルタイムで表示される。また、購入者のマイページ上では、自身の貢献金額も閲覧可能となる。

貢献金額が一定額集まった際は、例えば新規就農者の受け入れなど、緊急性が高い問題の解決に取り組む事業を行っていくとのこと。

また、農業の3大問題に対しては、本プロジェクトを通じて以下のように解決していくとしている。

  • 伝統技術継承:35歳以下の若者の新規就農を支援し、農家の方々の思いや技術を次世代に”継承”する。就農のリスクやハードルを軽減するために、後継者不足の農家と若手就農者を直接つなぎ、就農できる、新しい就農プロセスを提案する。
  • 耕作放棄地再生:若手農家の研修農地や独立後の農地として活用し、耕作放棄地を再生していく。
  • 災害時手当:万が一の自然災害に備え、農家の安心と安全を補償する。

「Farm the FARMER.project」を活用したふるさと納税

Bonchiは、”本当のふるさと納税はじめませんか?”をコンセプトに、「Farm the FARMER.project」を活用した、新しいふるさと納税の形も提案する。

ふるさと納税は地方創生を目的として誕生した画期的なシステムだが、返礼品に焦点が当たりがちで、農業や人口減少といった問題解決に光が当たりにくい現状があると言う。Bonchiのふるさと納税は「Farm the FARMER.project」を活用し、通常は購入金額の70%が自治体、30%が事業主に割り振られるところを、30%の中の10%を農業問題の解決に活用し、しっかりと地方に落とし込むスキームになっている。

ふるさとチョイス掲載ページ

“農業の問題”を解決する新しい果物の買い方。持続可能な農業の未来を紡ぐ。果物専門産直EC 「Bonchi」が消費者と共に日本の農業を変えていく。

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