日本初となる生鮮食品の早朝宅配サービス「モーニング・エキスプレス」を運営する株式会社カノエは、ANRI4号投資事業有限責任組合をリード投資家とし、Gazelle Capital を引受先とするシードラウンドの第三者割当増資を実施。これにより、既存引受先であるイーストベンチャーズ3号投資事業有限責任組合からの出資を含めて、総額約6,200万円の資金調達が完了しました。
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調達した資金は人材採用と店舗運営に充当予定
生鮮食品の早朝宅配サービス「モーニング・エキスプレス」は、早朝の時間帯を活用した日本初の物流サービスです。夜22:00までの注文で翌朝7:00までに生鮮食品を玄関先に届けています。完全置き配型の早朝ルート宅配方式(※)を採用することで費用を抑え、便利な受け取りを可能にしています。
今回の資金調達は、事業を加速するための人材採用と東京都目黒区内での本格的な店舗運営に充当する予定です。
※「早朝ルート宅配方式」とは:新聞配達で利用されてきた効率的な宅配方式。一般的なデリバリーサービスに使用されている店舗から顧客に直接商品を届けるピストン宅配方式とは異なり、あらかじめルートを決め、ルート上の宅配先の密度を高くすることで安価で効率の良い宅配が可能。
モーニング・エキスプレスとは
モーニング・エキスプレスは、生鮮食品を「寝ている間にお届け」するサービスです。夜22:00までの注文を、翌朝7:00までに置き配でお届けします。注文は完全オンラインで、早朝のルート宅配方式を採用することで、宅配コストを低減しています。
2020年5月に開始された焼き立てパンの早朝宅配サービス「パンタク」を拡大し、2021年10月よりパンタクをリニューアルした形で「モーニング・エキスプレス」本格稼働しました。現在は、東京都目黒区で宅配しています。
今後は、配達曜日と取り扱い商品数を増やし、日常的に使っていただけるようサービスを順次拡大していきます。