[最終更新日]

2019/01/08

 

Fetch as Googleの使い方|サイトの更新時に利用したい2つの機能とは

Fetch as Googleは、インデックスリクエストやレンダリングチェックなどが行える、Search Consoleの便利な機能の一つです。例えば、サイトやページを新しく公開した場合、インデックスされるためにはクローラーに巡回してもらう必要があります。しかし、公開したページがクローラーに認識されなければ、クロールされません。そこで、インデックスリクエストを実施し、クロールまでの時間を短縮できるのがFetch as googleです。

今回はFetch as Googleの機能や、使い方と注意点を解説します。

    

目次

Fetch as Googleを使用するタイミングと2つの機能

Fetch as Googleには大きく分けて2つの機能があります。インデックスリクエストとレンダリングチェックを行う機能です。

Fetch as Googleを使用するタイミング

Fetch as Googleは、立ち上げたばかりのWebサイトのクロールを依頼する場合などに使用します。ページの情報はインデックスされないと検索結果に表示されません。新規でページを作成した場合、公開されてすぐにはページがクロールされず、インデックスされるまで時間がかかる可能性があります。そのため、Fetch as Googleにクロール依頼を行うと、インデックスされる時間を早めることが可能です。なお、通常のクローラー、あるいはモバイル用のクローラーを指定できます。

また、ページの更新をすぐに検索結果に反映したい場合もFetch as Googleを使用します。例えば、ページ内容の大幅なリライトや、タイトルタグやメタディスクリプションの変更などを行ったときは、Fetch as Googleを使用してクロールを依頼しましょう。

そのほか、クローラーの巡回やリダイレクトの状況(301や302など)を確認する際も、Fetch as Googleを使用します。モバイル用のクローラーを指定すれば、スマートフォン画面での見え方も確認可能です。

インデックスリクエストを行う

自社ページのインデックスを促すために、Googleにクロールとインデックスへの登録を依頼するのが、インデックスリクエストです。インデックスしてほしいURLを指定し、リクエストを行います。新規ページだけでなく、リライトなどで更新したページも、同様の機能でクロールを依頼することができます。

レンダリングチェックを行う

レンダリングチェックは、GooglebotがどのようにWebページの情報を取得しているかを確認できる機能です。コンテンツを作成した後は、Googleにしっかりと認識されているのか、認識されているコンテンツに違いはないのか、などを確認する必要があります。クローラーが読み取ったページの情報と実際にユーザーが閲覧しているページが異なることがあるからです。PCだけでなく、スマートフォン用にクローラーが取得している情報の確認もできます。

インデックスリクエストとレンダリングの方法

では、実際にインデックスリクエストとレンダリングチェックはどのような手順で行えば良いのでしょうか。具体的な手順について、順を追って解説していきます。

インデックスリクエストを行う方法

1.Search Consoleにログイン後、ダッシュボードの中にある「クロール」をクリックすると、「Fetch as Google」が下部に表示されます。

2.テキストボックスにクロール依頼をしたいページのURLを入力し、「取得」をクリックします。取得するクローラーをPCとモバイルのどちらにするかも選択しましょう。

3.サイトもしくはページの情報取得が未完了の場合、「保留」と表示されます。「完了」が表示された場合は、すでに情報の取得が完了しています。

そのほかに、「一部完了」「リダイレクトされました」「見つかりませんでした」「アクセスできません」と表示されるケースもあります。これらはエラー表示となるため、内容の確認を行い、対処しましょう。


4.情報の取得が完了したら、右上部にある「インデックス登録をリクエスト」をクリックしてクロール依頼を行うことができます。リクエストができるのは情報の取得から4時間以内です。情報の取得後は放置せず、そのままインデックスに送信することをおすすめします。

5.「インデックスに送信」をクリックした後は、情報の送信方法を選択する画面が表示されます。

指定したURLのみをクロールしてもらいたい場合は、「このURLのみをクロールする」を選択します。サイト全体もしくはリンクが貼られているページすべてをクロールしてもらいたい場合は、「このURLと直接リンクをクロールする」を選択しましょう。

6.送信方法を選択後、送信をクリックするとクロール依頼が完了します。

レンダリングチェックを行う方法

1.インデックスリクエストを行うときと同じように、ダッシュボードの中にある「クロール」をクリックし、下部に表示された「Fetch as Google」を選択します。テキストボックスにチェックしたいページのURLを入力し、「取得してレンダリング」をクリックします。


2.レンダリングの取得内容がリストで表示されます。詳細結果を見たい場合は、レンダリング結果の行をクリックしましょう。クローラー側の認識と、ユーザーが見ている画面が並んで表示されます。


3.スマートフォンでのデータの取得内容をチェックしたい場合は、「Googlebotタイプ」をスマートフォンに変更して確認します。

4.   レンダリング取得内容の画面から下にスクロールすると、Googlebotが取得できていないリソースを確認できます。

Fetch as Googleで確認できること

Fetch as Googleはインデックスリクエストなどを行う以外に、リクエスト結果やエラー内容を確認することもできます。具体的に確認できる内容と手順についてご説明します。

取得リクエストのステータス

取得リクエストを行った後は、一覧表示でステータスを確認することができます。例えば「リダイレクトされました」となっている場合、HTTPレスポンスを見れば、301あるいは302のどちらでユーザーに対して返しているのかもわかります。


以下が表示されるステータスです。

・完了:正常にクロール完了
・一部完了:robots.txt ファイルによって、一部クロールできないページが存在している
・リダイレクトされました:サーバーがリダイレクトで応答しており、リダイレクト先に手動でアクセスする必要がある

リソースの取得エラーの内容

取得リクエストのステータスが「一部完了」となっている場合は、「リクエストの詳細ページ」でエラーを確認します。Google Search Console ヘルプには、エラーごとに注意点や対策方法が掲載されています。


※画像出典:ウェブサイト用 Fetch as Google を使用する Search Consoleヘルプ

Fetch as Googleを使う際の注意点

Fetch as Googleは自社サイトのインデックスを促したり、Googlebotが取得している情報を確認したりするのに便利な機能です。

しかし、使用する際は注意しなければならない点もあります。

クロール依頼には回数制限がある

Googlebotにクロール依頼をできる回数には制限があります。
「このURLのみをクロールする」を選択した場合、1日に送信できる回数URLは10件までと制限されています(2018年3月時点)。また、「このURLと直接リンクをクロールする」を選択した場合は1日に2件までと制限されています。

2018年2月以前は、「このURLのみをクロールする」を選択した場合、1カ月に送信できるURLは500件で、「このURLと直接リンクをクロールする」を選択した場合は、1カ月に10件までとなっていました。
制限回数が大幅に変更されているため、以前からFetch as googleを使用している人は注意が必要です。

 Search Console ヘルプ

必ずインデックスされるわけではない

もう一つ注意したいのは、クロール依頼をしてすぐにクローラーが回ってくるとは限らないということです。Search Consoleのヘルプページには「再クロールは即時に行われるわけではなく、インデックスへの登録が保証されるわけでもありません」と記載されています。焦らず、クローラーが巡回してくるのを待ちましょう。

Fetch as Googleを活用しつつコンテンツを充実させることが大切

Fetch as Googleを利用すると、新しくページを作成したり、内容を更新したりしたときに、検索結果に表示されるようインデックスを依頼できます。しかし、インデックスされたとしても、コンテンツの内容が薄かったり、ユーザーの検索意図に沿っていなかったりすると、検索結果で上位に表示されるのは難しいでしょう。

自社サイトの内容を充実させた上で、Fetch as Googleを有効活用することが大切です。

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